夢への一歩! 県内初のVリーグチーム「フラーゴラッド鹿児島」誕生 


日置市を拠点に活動する男子バレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」が、来シーズンからVリーグに参入することが決まり、会見を開きました。

日置市を拠点に活動する「フラーゴラッド鹿児島」は、2021年4月に発足。
審査会での審査を経て、2022年10月にV3リーグ参入に必要なS3ライセンスを取得しました。

鹿児島県内のチームがVリーグに参入するのはは初めてで、来年11月に開幕する「23-24シーズン」から参戦します。

(会見で今後の展望を語る 川畑俊輔GM)

会見の中で川畑俊輔GMは「大型チームではないので、オーソドックスなバレーボールではなく、コンビを使ったり、どこからでも攻撃ができたりする躍動感のあるバレーを目指していきたい」とチームの方針を話し、地域とのかかわりについては、「鹿児島はバレーボール人口全国2位と盛んな地域なので、トップレベルの試合を子どもたちに見せたいという思いもあるし、地域の方々に応援してもらいたいという思いもある。今後はアンダーカテゴリーを作るなど活動を行い、地域課題を解決できるチームにしていきたい」と述べました。

また、坂元健人キャプテンは「この日を迎えてほっとしているという気持ちが一番大きい。ただVリーグに参入するのがゴールではなく、V1に上がって日本一を目指すのが目標なので、そこに向かって今から再スタートの気持ちで頑張っていきたい。自分1人がキャプテンではなく、全員が引っ張っていけるようなチームを作りたい」と話しました。

(選手を代表し意気込みを語った 坂元健人キャプテン<垂水市出身・川内商工卒>)

また会見では、大学卒業後のチームへの入団が内定した4選手を発表したほか、回収されたペットボトル再生糸で作られた新しいユニホームのお披露目も行われました。

発足会見で、「2023年のVリーグ入りを目指す」としていた中、宣言通り目標を達成したフラーゴラッド鹿児島。
クラブチームとして迎える最後の大会は、来年1月~3月にかけ行われ、2月にはホームタウン・日置市でも開かれる予定です。

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