夢への一歩!県勢2人がソフトバンクから指名 プロ野球ドラフト会議 


10月20日に東京で行われたプロ野球「ドラフト会議」で、鹿児島県関係の2選手が指名されました。

福岡ソフトバンクホークスから4巡目指名を受けたのは、大島高校の大野稼頭央投手です。
最速146キロの速球と多彩な変化球が持ち味の大野投手。
大島高校のエースとして臨んだ21年秋の県大会で、離島勢として初めて頂点に立つと、その後の九州大会では、雨天再試合となった1回戦で2日合わせて346球の熱投を見せるなど活躍を見せ、チームは九州大会準優勝、8年ぶりの「センバツ」出場へ大きく貢献しました。

最後の夏は1回戦から全ての試合を一人で投げぬき、甲子園出場こそならなかったものの創部以来最高の準優勝に導きました。

(名前が呼ばれ塗木監督と固い握手を交わした大野投手)

ドラフト会議前、「すごい楽しみ。早く始まらないかなって感じ」と話した大野投手。
ホークスから4位指名を受けると、少し驚いたような表情を見せた後、塗木監督と固い握手を交わしました。
その後の会見では「自分が思っていたよりも早い指名だったので、嬉しい気持ちとほっとしている気持ちが大きい。今まで支えた貰った方たちへの恩返しという思いも含めて応援されるような選手になりたい」としっかりとした口調で話し、会見後、ともに戦った仲間たちと喜びを分かち合いました。

(胴上げをされる大野投手)

(名前が呼ばれ笑顔を見せた松本投手)

また、樟南高校出身で亜細亜大学の松本晴投手もホークスから5巡目指名を受けました。
2年生からエースとしてマウンドに立ち、17年夏は兄・連さんとの兄弟バッテリーで夏の鴨池を沸かせた松本投手。
卒業後は名門・亜細亜大学に進学していました。

名前が呼ばれると、少しはにかんだ表情を見せ、
会見では「『この投手が投げる試合を見に行きたい』と思ってもらえるような、面白いピッチャーになりたい」と抱負を語りました。

(ともにドラフト指名された仲間と喜ぶ松本投手「右から2人目」)

(仲間たちからの祝福の胴上げも)

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