鍋島選手(鹿屋体大卒)が連覇! 陸上日本選手権

山口県の維新みらいふスタジアムを舞台に、6月24日までの3日間行われた、陸上日本一を決める「日本選手権」。
日本最高峰の舞台で、県勢が輝きを見せました。

最終日(25日)に行われた女子5000m競技は出走者の5分の1が鹿児島勢という、鹿児島の女子長距離界の「力」も感じるなか、レースは残り1周までもつれました。
誰が前に出るのか?と注目されるなか、鹿屋体育大学出身の鍋島莉奈選手(JP日本郵政グループ)が動くと、京セラ2年目の山ノ内みなみ選手も反応、粘り強く着いていきます。

最後は、今シーズン好調の鍋島が接戦を制し、連覇を達成。
全ての基準をクリアし、アジア大会の代表に内定しました。
レース後のインタビューで鍋島選手は、「どんなペースのレースになっても落ち着いていこうと思っていた。自分はまだまだなので、先を見据えて頑張っていきたいです。」と充実した表情で話しました。

一方で、日本選手権初出場ながら、最後まで粘り3位に入った山ノ内みなみ選手は、「強い選手と一緒に走れて、楽しいレースでした。途中で話しかけたいなと思うほどでした。支えてくれた人がいたからこそ感謝の気持ちを感じ、勝ってすがすがしいという思いでした。」と笑顔で話しました。

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