福岡県うきは市『筑後吉井おひなさまめぐり』

毎週金曜日にご紹介する「福岡」の話題。
今週は、うきは市観光協会の藤田 豪太郎さんにうかがった。
うきは市は、福岡県の南部、筑後地方に位置し、大分県と隣接している。
市の中心部には、「白壁の町並み」で知られる筑後吉井地区がある。
この辺りは江戸時代に宿場町として賑わい、酒造や製油などの商家により繁栄。
大正時代には豪華な建築が建ち並び、現在も漆喰塗の重厚な土蔵造りの商家跡や屋敷群が当時のまま残されている、うきは市を代表する観光スポットである。
その風情ある吉井地区で『筑後吉井おひなさまめぐり』が開催される。
開催日: 平成30年2月11日(日)~4月3日(火)
特徴は、宿場町ならではの“庶民のおひなさま”である『おきあげ』『箱びな』
『おきびな』とは、お雛様や歌舞伎、浮世絵を題材に、羽子板の押し絵のように下絵を描き、厚紙に写し、綿をのせ、着物のハギレなどでくるみ、裏には竹串をつけワラや畳のへりに挿して飾るひなのこと。
『箱びな』とは、その名の通り、木箱に入れたまま飾るひなのこと。お内裏様とお雛様、それぞれ1体ずつ箱に入っている。
ひな祭りは、女子のすこやかな成長を祈る節句行事だが、「箱入り娘」ならぬ「箱入り雛」も可愛い。
江戸時代のものから現代のもの、珍しいものまで種類豊富なひな飾りが、各家々や商店、旧家、公共施設に展示される。
白壁の町並みをゆっくり散策しながら、ひな巡りというのも楽しそうだ。(日曜日は人力車あり)
また、うきは市内の和・洋菓子店をめぐる「うきはスイーツめぐり」という企画や、季節の楽しみとして「いちご狩り」ができるスポット、温泉などもある。
おひなさまを見て、美味しいものを食べて、いちご狩りをして、温泉で温まって・・・・うきは市のフルコースだ。
福岡県うきは市へ、うきうき気分でひな巡りにお出かけしてみてはいかがでしょう。
2月9日放送分
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