福岡『筥崎宮花庭園』の“冬ぼたん”が見ごろ

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今週は、福岡市東区『筥崎宮』にある“神苑花庭園”について、園長の石井 成人さんにうかがった。
国道3号線沿いにある『筥崎宮』の3つの鳥居のうち、1つ目と2つ目の鳥居の間、参道の真ん中にあるのが“神苑花庭園”だ。
豊臣秀吉が、天正の時代に博多で開いた箱崎大茶会から400年を記念して、昭和62年に開園した、回遊式の本格的な日本庭園で「四季を彩る社」として多くの人に親しまれている。
『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』と、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえた故事もあるが、その美しい花々全てを四季折々に見ることができる。
春には「春ぼたん」や「シャクヤク」、初夏は「あじさい」や「ユリ」、秋は「紅葉」、そしてこの冬の季節には「冬ぼたん」が訪れる人々の目を楽しませている。
「冬ぼたん」は、20品種200株あり、赤・白・紫・ピンクと色鮮やかに咲き、見ごたえがある。
先日から九州地方に雪が降り、うっすらと雪を乗せた雪よけのわら帽子の中に可憐に咲く「冬ぼたん」の姿は、また一層風情を感じられそうだ。
2月になると、春の訪れを告げる、小さく黄色い福寿草を見ることができる。
また、園内には、レストランや迎賓館、オープンカフェなども併設されている。
『筥崎宮』に参拝し、庭園を散策して花を愛で、ゆったりと食事やお茶をいただく・・・心も、目も、胃袋も丸ごと癒される時間が過ごせそうだ。
 
1月12日放送分
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