新年の初め!野太刀自顕流に挑戦!!
ポニー2号から薗田です♪
今日から仕事始めという方も多かったかと思いますが、私もスマイル中継の担当が新年初!!「スマイル中継始め」ということで、気合いを入れるべく、自顕流にチャレンジしてきました!お邪魔したのは鹿児島市上之園町の共研幼稚園。
お話を伺ったのは野太刀自顕流研修会の秋窪大さん、柚木盛吾さん、田澤一彦さん、岩切良文さん、柚木陽くん♪
そもそも自顕流とは改めてどういったものなのか?薬丸自顕流などとも呼ばれますが、正式には野太刀自顕流。自顕流は剣道とも動き自体は似ていますが、最大の特徴は「攻撃主体で防御がない」こと。地軸の底まで叩き斬るような、思い切って打ち込む剣術なんだそうです。
郷中教育の中で行われていたものという風に認識している方も多いかと思いますが、郷中教育とは、各地域ごとに分かれた自治組織で薩摩に昔から伝わる教育制度の1つで、先輩が後輩を教えたりなど、地域の繋がりを重視するものだそうです。
袴に裸足姿で行うのですが、今日も気温が1度と非常に寒かったので、氷の上を歩いているような冷たさでしたが、他の皆さんは「冬の寒さより夏の暑い中でするほうが大変だよ!」と余裕の表情。笑
実際に体験してみたのですが・・・「イェェェエエエエェイ!!」と大きな声をあげながら20回ぐらい続けて打ち込みをするのですが、打ち込みだけでも体力的にきついので、声を出しながらというのがものすごく大変・・・気付けばすっかり寒さを忘れていました(^_^)
皆さん、幼稚園・小学校からされている方も多いそうで、道場長になると30年以上の大ベテラン!!強い打ち込みにも納得です!
現在、小・中学校の授業に野太刀自顕流を取り入れてもらえるよう活動をしていて、実際に授業でチャレンジした生徒さんは恥ずかしさで最初のうちはあまり声が出ないそうですが、授業が終わる頃にはすっかり声が出ているそうです!
今は共研幼稚園の周辺地域の小・中学校での授業が多いそうですが、寒さや暑さ、ハードな練習で身体も心も強くなるそうなので、ぜひ多くの方に体験して頂いて、鹿児島発祥の歴史ある古武術をこれからもずっと残していきたいな~と改めて感じました!