鹿児島でパインアップル栽培!?
ポニー1号から薗田です♪
早速ですが、皆さんはパインアップルはお好きですか?(^_^)
私は焼肉バイキングに行ったらお肉よりも沢山食べるぐらい大好きなんですが、日本で販売されているパインアップルの9割以上は輸入と言われているんです。1割程は日本で栽培されているんですが、沖縄、石垣島、そしてなんと!今日お邪魔した南大隅町で栽培されているんだとか!!
ということで、今日は肝属郡南大隅町根占辺田のパイナップル畑から中継をお届けしました!
お話を伺ったのは、竹ちゃん農園の竹野洋一さん♪
高さが1m程、幅が2m程の小さなビニールハウスのようなものの中にパインアップルがズラリと並んでいたんですが、1つの株の横幅が1mぐらいと大きく、葉がアロエのように生えていて、その上にちょこんとパインアップルがのっている感じで実っていて非常に可愛らしいんです❤︎
南大隅町でパッションフルーツやアボカドに次ぐ新たな特産品を作ろうということで、2017年からこのパインアップルの栽培が始まり、ちょうどその時に竹野さんも定年を機にパインアップルの栽培を始められたんだとか。それまでは40年近く事務のお仕事をされていて、人生初の農業だったそうですが「特産品を誕生させるって面白そう!」とチャレンジしたそうです!
竹野さんはパインアップルを作り始めて3年目ということですが、現在、南大隅町には10人程のパインアップルの農家さんがいらっしゃるそう。
南大隅町で作るパインアップルの特徴を伺ったところ「完熟しているので繊維が少ない」「えぐみがない」「とても甘い」んだとか!糖度は高いものだと18度程になるそう!
私も頂いたんですが、水分がすごくて、歯に繊維が詰まる感じや酸っぱくて舌がピリピリする感じもなくて、まるでパインアップルのシロップ漬けの缶詰を食べているようでした( ゚д゚)
(ちなみに南大隅町のパインアップルは、出荷する為に輸送時間を考えて早く収穫される輸入品と違い、成熟した状態で店頭に並ぶそうなので、時間を置かずにすぐ食べるのが1番美味しいんだとか!)
出荷時期は6〜10月にかけてだそうで、夏場が最盛期。本土最南端で夏場は気温が30度を超え、錦江湾に面していることで霜が降りないことから、気候がパインアップルを栽培するのに適しているんだとか。
育てる上でのこだわりを伺ったところ、できるだけ無農薬に近い形で育てているそうで、最初だけ牛糞を与え、あとは水加減をしっかり管理して育てているとのこと。
育てる上で大変なことも伺ったのですが「簡単に作れるからこそ気を遣う」そうで、油断禁物なんだとか。ただ、農家の皆さんで勉強会を行ったり、役場の方々は沖縄へも視察に行ったりと協力体制も万全だそうです!
まだ3年目ということで試行錯誤しながらの栽培だそうですが、年々、収穫できる数が増えてきているとのこと!
今後の目標も伺いました!「規模を拡大するというよりも、安定して出荷できるようにして、そして町の特産品として育てていけたら・・・」ということでした♪
南大隅町産のパインアップルは、南大隅町根占川南のなんたん市場や山形屋、Aコープ等で購入できる他にも、今年からふるさと納税の返礼品としても出荷されているそうですよ♪
とっても貴重な国産のパインアップル、皆さんも甘さにビックリするはずです!!ぜひ食べてみてください❤︎