補助犬について知ってほしい!!!!!

ポニー1号から川原田です。
今日は、鹿児島市玉里団地にある
「ル・オーナ ペットクリニック」から
お伝えしました。

なんと入院中の動物たちが動けるように廊下に工夫が・・・優しい☆

お話伺ったのは、
獣医師そして、鹿児島補助犬普及プロジェクト代表「濱崎菜央さん」

ピンクの白衣?ピンクの‥‥ピンク衣?
がとってもお似合いな濱崎さん。
今日は、「補助犬」について
お届けしました。
皆さんは、補助犬を知っていますか?
なんとなくわかっていても、
明確なイメージがつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
補助犬とは、
・盲導犬
・聴導犬
・介助犬

3種類あり、
盲導犬→目の見えないかたの歩行等をサポート
聴導犬→耳の不自由なかたに音で知らせてサポート
介助犬→身体の不自由なかたをサポート
をしているのです(o^^o)

鹿児島補助犬普及プロジェクトの活動内容は、鹿児島で補助犬が普及するように、
補助犬の存在が皆さんに認識され、受け入れてもらえるような街づくりを目指す。
2015年からこの普及活動を本格始動して、講演活動等をされているそうです。
全国に補助犬は、
盲導犬が928頭
聴導犬が65頭
介助犬が68頭
鹿児島に補助犬は、
盲導犬17頭
聴導犬 介助犬 は0頭
となっているんです・・・
そのため、姿をみることのほとんどない聴導犬や介助犬は
鹿児島は特に認知されていない現状にあるそうです。
また、知っていただきたい現状について
「受け入れ拒否」があるということ。
なんと、3件に1件は拒否される現状。
自分の立場に置き換えて考えてみると、
きっと心苦しくなると思います。
自立したくて、社会参加したくて、聴導犬と一緒に過ごす時間を選んだのに、
こうして拒否されてしまうと、外に出たくない・引きこもりの原因となってしまうのでは・・・
しかし、本当は受け入れ拒否はだめなんです。
体障害者補助犬法という法律で決まっているんです。
それでは、次のステップ。
補助犬について知る→関心をもったかた
目の前に補助犬が現れたらどうしていいのか分からなくなる方もいらっしゃると思うんです。
そんな皆さんに今日は2パターンに分けて具体例を挙げたいと思います。
①一般の方向け
補助犬、とってもかわいくて、触りたくなってしまうかたも・・・
しかし、お仕事中はだめなんです。お仕事中に補助犬の気が散ってしまうかもしれません。
何か困っているようであれば、パートナーの方に、「何かお手伝いすることはありますか?」と
声をかけてください。
②働いている職場(特に飲食店)
補助犬は特別な訓練を受けていて、しつけもできています。
社会のマナーも守れ、お手入れも行き届いて衛生的です。
お店にいるお客さんに対して、「補助犬が入ります!」ということを伝える。
中には、わんちゃんが苦手、アレルギーがあるというかたは、
遠慮せずに伝えていただいて、お互いが理解した上で座席の場所を決めることが大切。
ちなみにアレルギーは、なんとわんちゃんのフケと唾液から反応が出るそうなので、
気を使った距離であると問題はないそうですよ!
このブログを見たり、中継を聞いてくださった皆さんが
「自分にできることはなんだろう・・・」と考え、
補助犬に関して、より多くの方が理解を示す世の中になっていけばよいですね。
私は、もし入店拒否をされている様子を見かけたら、
「法律で定められているんです!」と言えるようにしたいと思います。
考えさせられる時間でした。
朝早くからありがとうございました。
鹿児島補助犬普及プロジェクト HP
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