『鹿肉醤油』について♪

ポニー3号から薗田です♪
今日は9:15頃の中継で、阿久根市赤瀬川の鹿児島県立鶴翔高等学校へお邪魔しました!こちらの食農研究部では『鹿肉醤油』について研究を行っているのですが、昨年度の「そうしんアグリビジネスプランコンテスト2018」で特別賞を受賞したそうなんです。
お話を伺ったのは食農研究部・部長の本蔵千華さん♪

まず、鹿肉醤油とはどんな醤油なのか、伺いました。その名の通り、鹿肉で作った醤油で、香りは醤油とほとんど変わらず、どんな料理にも合うんだとか。鹿肉と塩と麹を熟成させて作るそうです。

ジビエ加工品で地域を元気にするというのか目的のプロジェクトなんですが、阿久根の特産品のボンタンが鹿やイノシシによって荒らされる「食害」があり、その鹿の肉を有効活用できないかと考えたのがきっかけなんだとか。

元々、学校の課題研究の授業の中で研究を行っていて、更に深く、時間をかけて研究したいということで、この「食農研究部」ができたそうです。

こだわりは、阿久根や阿久根周辺の地域の鹿肉を使用し、また麹の麦と塩は国産のものを使用すること。パッケージデザインにもこだわっていて、高級感のある黒を基調としたデザインに方向性を定めたんだとか。

やりがいを伺ったところ「地元のシェフの方に鹿肉醤油を使ったサンプル料理を作ってもらった際に“鹿肉醤油、美味しいね!”と言ってもらった時!」と、笑顔で答えてくれました(^_^)

今後の目標も伺いました!まずは地元・阿久根や鹿児島で普及させること。そして地元・阿久根の業者やシェフにも協力してもらいながら、新たな阿久根の特産品となるよう、県内外の料理好きの方やシェフをターゲットに使用して頂き、将来的には海外への輸出もしたい、ということでした。

実は、この研究が鹿児島県学校農業クラブ連盟各種発表大会プロジェクト発表の分野Ⅱ類(開発・保全・創造)で最優秀賞を受賞し、来月、沖縄で開催される九州大会に出場するそうなんです!頑張って欲しいですね♪

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