里山牛プロジェクト
志布志市にある株式会社さかうえ。
ピーマンなどの野菜を大規模で育てる農業法人です。
2019年から畜産事業も始めました。
地域課題となっている耕作放棄地を活用し牛の放牧をする「里山牛プロジェクト」
自社で作る餌や放牧地の牧草を牛が食べ、排せつ物が有機堆肥として田畑の機能を改善させる持続可能な循環型農業の取り組みです。
さかうえ 営業部 部長 中川昌聡さん
「やはり人間界と自然の境界といわれる里山がどんどん使われなくなり荒れてしまう光景が志布志市はじめ全国に広がっている、そういった社会の流れがありますので、そういった里山を維持していく、保全するっていう事業が里山牛を通してできればいいなと。そういった課題に取り組む姿勢でやっております。」
地域資源を最大限に活用した『里山牛プロジェクト』は、2022年のSustainable Japan Awardで優秀賞を受賞しました。
るる’s eye!!
実際に里山牛を試食させてもらいました!
黒毛和牛のやわらかさは残しつつ、脂っこくなくさっぱりとした味わいでず~っと食べていられます!
里山牛生産管理担当 有川拓夢さん
「地域の資源を活かして里山を豊かに。」
中川さん
「耕作放棄地を活用した里山牛の取り組みを通じて、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。」