夏休みこども企画、今週も「西郷南洲顕彰館」で行われた「夏休み親子歴史教室」に参加した皆さんにお話伺っています。
今日は千葉県から参加してくださった、梶原さんご一家の登場です。
今回、鹿児島に帰省して、お父さん、お母さん、小学6年生のちさとさん、小学3年生のゆうき君の4人で参加なさったそうです。
(ちさとさん)「今日の授業を受けて心に残ったことは、私も西郷さんを見習って、自分の気持ちを素直に言えるようになりたいです」
お父さんやお母さんはいかがですか?
(お父さん)「今から明治維新を学校で習うと思うんですが、西郷さんの考え方を今後の人生の参考にしてもらえればいいなと思います。
やっぱり自分のことより、ほかの方を尊重して、全体を見渡せる目線を持ってもらえたらいいなと思います。」
(お母さん)「やっぱり自分のことよりも、ひとのことを考えられる子になってほしい。
西郷さんはそういう人だったんだなっていうのは、今日初めて知ったので。そういう子に育ってくれたらいいなと思います」
(ちさとさん)「頑張ります」
県外にお住まいだと、明治維新や薩摩の偉人たちのことも教科書などで習うだけかもしれません。
でも、こんな風に帰省の機会を使って、偉人が育った地で、親子一緒に学ぶ・・・というのは、とてもいいことですね。
西郷さんたちを身近に感じ、ふるさとへの思いもより深くなられたかもしれません。
ではここで、今回の歴史教室でいただいた資料の中から西郷南洲翁の遺訓を一つご紹介しましょう。
「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己れを尽くし 人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」
西郷南洲顕彰館の「夏休み親子歴史教室」の模様、明日が最後です。どうぞお聞きください。