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岩﨑弘志にとって「薩摩の教え」とは

『薩摩の教え~歴史の力を未来のチカラへ~』、昨日の放送でも申しましたが、今日が最終回です。

今年の元日から、平日、毎日お送りしてきたこの番組、最終回となるとあっという間だったなと感じています。皆さんから頂くメッセージからも、「今日の内容は初めて知って勉強になりました」というお言葉もあり、嬉しく読ませていただいていました。

最終回の今日もメッセージをご紹介して参りましょう!


 

RN:いにしへロードさん

昨日の放送の最後に最終回のお知らせがあったので、びっくりしました。毎日ではありませんが、移動中のカーラジオでよく聞いておりました。

島津日新公のいろは歌に始まり、郷中教育、西郷南洲遺訓と興味深い歴史を勉強することが出来て、明治維新150周年というのは、学ぶのにいいタイミングだったなと振り返っています。

最近初めて知って驚いたのは、西郷南洲遺訓の終盤、庄内と薩摩の関係性でした。庄内では西郷さんのことを今でも大事に思ってくれていて、地区によっては西郷さんの肖像画を飾っている家が多いとか!西郷さんが、いかに影響力があり、存在感があり、人徳があったのかがよく分かりました。

西郷さんのようにはいきませんが、私もこの番組で学んだことを少しでも日常で活かせるように、仕事・家庭で頑張っていきたいと思います。番組1年間お疲れ様でした。

 


いにしへロードさんが仰るとおり!言いたい事を全て言ってくださった!

私も改めて、番組の序盤、島津日新公が人生訓を説いた「いろは歌」から振り返っていたんですが、番組後半でお送りした西郷南洲遺訓と共通する内容が多いんですね!

例えば西郷南洲遺訓にあった「私心を持ってはいけない」「甘えを絶ち、己に克つことを心がける」「困難が待っていても、正しい道を進みなさい」といった教えは、いろは歌にも同じように記されています。

ということは、いろは歌を教材にした薩摩の青少年教育「郷中教育」が果たした役割は大きかったんですよね。子供の頃からこういった人生訓を学び、更に、状況に応じた即時の判断力を磨く「詮議」などを経て、西郷さんのような偉人の基礎的な部分が出来上がったのかなと感じます。
そして同時に、大切な教えというのは、時代を経ても変わらないのかなと感じます。

今でも活かせるような教えがたくさんありますので、ぜひ皆さんにいろは歌西郷南洲遺訓を読んでいただきたいですし、これを読むと目に見えない鹿児島の良さを感じていただけるんじゃないかなと思います。

 

1年間お付き合いいただいて、本当にありがとうございました。

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