ととナビvol.192 ヤマメ
3月に入り、いよいよ春。渓流釣りのスタートの時季です!
・・・・・ということで、今日は渓流の女王、漢字で書くと「山の女の魚」の
ヤマメ
ヤマメはサケ目サケ科サケ属、つまり、完璧にサケの仲間。
サケの仲間が鹿児島の河川にもいるんです!!。30㎝越えも😵いるそうですが、普通は20㎝くらいだそう。
からだにグレーっぽい小判型の模様(←パーマーク。サケの仲間の幼魚は英語でパー(parr)と呼ばれるんですが、その幼魚にある模様と同じなのでパーマークなんですって)が、並んでいます。
🙇🏻:「ヤマメは体は美しいですが、顔を見てください。けっこうやる気満々な顔立ちではないですか? さすがはサケの仲間です。ところで、富山の有名な駅弁で「ますのすし」ってありますが、あの「ます」って何の魚かご存知ですか?」
あれはサクラマスっていう魚で、実はヤマメと同じ魚なんです。
サケの仲間には、同じ種の中に、一生を川で過ごす陸封型と、一度海に降りる降海型があるんだそう。
ヤマメの場合は陸封型がヤマメで、海に降りていくヤマメはサクラマスと呼ばれます。
海に降りる時には銀毛といって、パーマークが消えて体が銀色になるんだそうですよ~。
よく見るサケってそんな感じでしたっけね?
🙇🏻:「今までは淡水でしか生きていけなかった体が、こんどは海水でしか生きていけない体に変わるんです。生き物の神秘ですよね~。さらに、降海型は体も大きくなるんですよ。」
川で過ごすか、海に降りていくかは、どうやって決まるんでしょうねぇ・・・🤔
・・・それはともかく、
🙇🏻:「やっぱりヤマメは塩焼きが最高です!。まさに日本の大自然の味ですよ。
そしてこちらは、大富先生が食べたという「ヤマメの姿寿司」👇🏻
🙇🏻:「でも、本当は天然のヤマメは生で食べてはいけないですからね。エサ由来の、人体に害のある寄生虫がいることがあるからなんです。でも、ヤマメを刺身で食べたことがある人も多いのでは?・・・実はそれは養殖ヤマメ。私たちが口にするヤマメのほとんどは養殖物なんです。養殖のヤマメは人工のエサを食べているので寄生虫の心配はないんですよ。」
なんだ・・・安心しました😞
天然のヤマメの塩焼き、機会がありましたらみなさんもぜひ!!