ととナビvol.399 タコとイカの珍味

大富先生:「今日のととナビはなんと、399回目。来週は400回目を迎えるんですよ。今日は400回の手前記念ということで、私が今までに食べた中で印象に残っている、ちょっとめずらしいものをご紹介したいと思います!」

面白い記念の仕方があるものです、さすがは大富先生

しかもその珍しいモノ・・・って何だと思います?

「珍味」 ですよ。「塩ゆでの」ですって!興味ありますよね~

 

大富先生:「まずは、マダコ。でも、身の部分ではないんですね。真子です。マダコの真子の塩ゆで。マダコは丸ごとゆでますね。身のゆで時間はほんの数分間ですが、真子はそれだけでは中まで熱が通りません。数分間ゆでた後に、火を消して蓋をしたまま30~40分間、余熱で中まで熱を通します。あとは1cmくらいの厚さでスライスすれば出来上がりです。」

マダコの真子の塩ゆで

 

見た目里芋ですが、食べると里芋とは全くちがう不思議な食感。タコの香りがじゅわーっと広がるそうです。

「絶品!箸が止まらぬとはこのことか?!」・・・というくらいの珍味だそうです。

 

 

大富先生:「もう1品紹介しましょう。タコの次はイカ。ソデイカの塩ゆで。ソデイカといえば、鹿児島では「だいおういか」とも呼ばれる大型のイカで、体重10キロが普通サイズ。主に与論や沖永良部といった島嶼域で釣られる鹿児島の「うんまか深海魚」の一つです。そのソデイカの、触腕(触腕は、他の8本の腕とはちがう、長く伸びる腕)をさっとゆでて、酢みそで食べます。ふわふわしているかと思えばしこしこもしているという不思議な食感で、これがとてもおいしいんです。」

うーん、想像もつきません。これも塩ゆでするだけなんですね。

今日は、「絵にかいた餅」ならぬ、「写真はあるけど想像もつかない珍味」を二品ご紹介しました。

リスナーの皆さんも、おすすめの珍味がありましたら、ぜひ教えてください。

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