ととナビvol.392 トラザメ
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ついに寅年がやってまいりましたよ、ととナビに。
…となると、当然こうなります。
大富先生:「今年はなんと、トラ年ですね。阪神甲子園球場のみならず、日本中が黄色と黒に染まるんでしょうね。」
さらに…
大富先生:「去年はオリックスバファローズが強かったでしょ。パ・リーグ優勝ですからね。前の年に最下位だったバファローズが優勝できたのは、やっぱりウシ年だったからでしょうね。でも、日本シリーズで勝ったのはヤクルトスワローズ(ツバメ)でした。今年もツバメさんチームは強いでしょうけど、我が阪神タイガースにもチャンスがありますね。トラ年ですからね。カラオケで「六甲おろし」を歌える日が来るのが楽しみですね。」
さあ、トラ話はこれくらいにして、「とと」話を始めましょうか。
去年最後のととナビはオオセというサメで締めくくりましたが、今年も・・・やはりサメの話からスタートです!
といっても「寅年」ですから、 トラザメ
「トラ」と言いながら、実は、大きくても全長50cmくらいにしかならない小型のサメです。
大富先生:「トラザメの仲間は英語ではキャット・シャーク。そのまま訳せばネコザメですよね。しかも正真正銘のトラザメは英語でクラウディー・キャット・シャーク、「曇り空のネコザメ」なんです」
・・・残念。😿
本家のネコザメは英語ではブルヘッド・シャーク(牛の頭のサメ)←オリックスバファローズ?
一方、英語でずばりタイガーシャークと呼ばれるサメがいるんですが、こちらは全長3mを超える大きなサメで、あのホオジロザメに次いで獰猛な人食いザメ。なのに、日本語の名前はイタチザメなんです。サメの世界では、「トラ」よりも「イタチ」のほうが大きくて獰猛なんですね。
さて、そんなトラザメですが、食べられるんでしょうか。
大富先生:「私はから揚げで食べてみましたが、それなりにいい感じでしたよ。新鮮ならアンモニア臭はありませんからね。トラザメは水深300mくらいまですんでいる深海魚なんですよ。今年もたくさんの「うんまか深海魚」を食べていきましょう。」