ととナビvol.350 東北を盛り上げよう!② ホッケとマガレイ
先週は3月11日。東日本大震災が起きた日でした。
ととナビでも東北の皆さんへの応援の意味を込めて、東北地方の名物・ホヤを紹介しましたが、今週も東北のおいしい魚をご紹介したいと思います。
まずはこちら☟
カサゴ目アイナメ科の魚 ホッケ です。
大きさは40cmくらい。写真の個体は、なんと鹿児島の魚類市場で手に入れたものなんだそう!
大富先生:「ホッケといえば、以前は庶民の味方だったんですよ。私が大学生の頃は、ホッケの干物は安くてボリュームのある居酒屋メニューの定番。脂がのっているものはとてもおいしいんです。でも、まだ成人に成り立ての頃は、サークルとかで飲みに行くと、身の部分は最上級生が食べて、皮を少し上の先輩が食べて、我々下級生は骨をバリバリといただくというような感じでした。」
たしかに、東京に行って初めて居酒屋でホッケを食べた・・・という思い出をお持ちの方も多いのでは??
なんとこのホッケ、最近では生でも食べるようになってきているんだとか。
…と言っても、先生でもまだ食べたことがないそうですが(なので写真はありません)、お刺身で食べる際には、サケと同じように一度冷凍にしてから食べる(いわゆるルイベ)んだそうです(!)。
とはいえ、やはりホッケの定番は塩焼き。
干すことで、旨みが凝縮しています~
鹿児島でも、少ないながら食べることはできるそう。あと、煮付けにしてもおいしいんだそう。ただ、今は少なくなったせいで値段も随分高くなってしまいました。
それでは、今日はもう1種類紹介しましょう。マガレイ ☟です。
以前紹介したマコガレイと、とてもよく似ています。
マガレイは、目がない白い色をした側の尻尾の付け根付近が少し黄色いんです。
マガレイは東シナ海にも分布しますが、基本的には北日本に多い魚。大きさは40cmくらい。春が産卵期なので、今ちょうど卵を持っている頃じゃないでしょうか。煮付けなどがおいしいですね。
そして最後に、青森県の陸奥湾では、毎月18日はホタテの日。
なぜ18日がそうなのか・・・?
十八って書いてみたらきっとわかりますよ!