ととナビvol.295 ツマグロハタンポ
毎月27日は2(two)7(なな)で「ツナの日」。
・・・で、マグロ(ツナ)の話かと思いきや、
今日はツ・マグロ・ハタンポのお話。
かわいい~😊
つまぐろ(先端が黒い)スズキ目ハタンポ科の、全長15cmくらいの小さな魚です。
日本では神奈川県の相模湾以南、そして南はフィリピンまで分布しているそう。
以前、ととナビ(第38回)で紹介したこともあるミナミハタンポの近縁種です。(http://blog.mbc.co.jp/popo/2015/03/vol38-849f.html)
ミナミハタンポと比べるとうろこが小さく(剥がれにくい)、背びれとしりびれの先端が黒いのが特徴。
塩焼きにすると、ちょうど一人前・・・って感じですね。
くせのないおいしい白身ですが、(ハタンポの仲間は)中骨がかたいので、から揚げはおいしいけれど、丸ごと食べるのははちょっと無理かもです。😆
そんなにおいしいハタンポの仲間ですが、言ってしまえば「典型的な雑魚(ざこ)」😪。
でも、南さつま市の坊津や枕崎市などでは、昔からよく家庭で食べられていたそう。地元のスーパーには激安価格でならんでいます。
🙇🏻:「今は、魚の旬なんかどうでもよくて、「いつでも同じ、よく知っている魚が売られているというのが安心」なんていう感じになっているんじゃないでしょうか?・・・
本来、魚は「いつもどこでも同じものが安心」ではなくて、
「いま、目の前で獲れたものが安心」なはずなんですけどね。」。。。
その土地ならではの雑魚を食べるときの「ウキウキ感」、
皆さんもぜひ味わってみてください。
魚に対する意識改革、始めませんか?