ととナビvol.149 トカゲエソ
明日は子どもの日。
今日はまず、大富先生のおこちゃまの頃のかわいい勘違い話から。
🙇🏻インドネシアにコモド島という島があるんですが、そこにコモドオオトカゲという全長が2、3mもある大きなトカゲがいるんですよ。
当時、本で見たんですが、まるで恐竜のような写真に釘付けになってしまったあまり、ずっと「コドモオオトカゲ」だと思いこんでいました。「大人になったらどんなに大きくなるんだろう」ってね。
子どもでも大人でも「コモド」なんだっていうことを知ったのはしばらくしてからでしたよ。子どもはコドモノコモドオオトカゲなんですね。
・・・・💀
というわけで、今日はオオトカゲ、ではなくトカゲ。・・・とは言っても、魚の中の(?)トカゲ
トカゲエソ を紹介します。
本州から九州にかけての沿岸域に生息するヒメ目エソ科の魚で大きいものは全長50センチくらいになります。
エソの仲間は何種類もいるんですが、トカゲエソは胸びれが短いことで識別できるんです。
下の写真をご覧下さい。口が大きいですよね(トカゲに似ていますか?)
この写真のように胸びれの先端が腹びれの位置まで達していなければトカゲエソです。
エソの仲間は投げ釣りなんかでも時々釣れます。が、“大きいぞ!”と期待して釣り上げた魚がエソだったときのあの気持ち。…釣りをする人なら分かりますよね?(😫歓迎されない魚なんですね)
でも、エソはおいしい魚なんですよ。
とくにトカゲエソはエソの仲間で一番おいしいとされています。極上のすり身の材料になるんですから!エソがたくさん入ったさつま揚げはとてもおいしいんですよ。😍
ではなぜ嫌われるか?🙄というと、小骨が多いからです。
すり身だけではなく塩焼きや、から揚げで食べてもおいしいので、調理する際には骨切りをして下さい。細かく包丁を入れて小骨を刻むと、小骨は気にならなくなります。
🙇🏻皆さん、エソを食べましょう。おいしい魚ですから。ウソじゃないですよ。
💆🏻「エっ、ソうなの?……」(by えつこ)