企画展『Wan,Wan,Wan!!犬を愛した作家たち』かごしま近代文学館

企画展『Wan,Wan,Wan!!犬を愛した作家たち』かごしま近代文学館 鹿児島市城山町にあるかごしま近代文学館で、明日2月28日(水)から開催の『Wan,Wan,Wan!!犬を愛した作家たち』について、学芸員の森山鮎美さんにお話を伺いました。

企画展『Wan,Wan,Wan!!犬を愛した作家たち』とは?

画像をクリックするとチラシがご覧いただけます

作家と犬の関係にスポットをあて、3部構成で展開。見所は、なんといっても犬と作家たちのエピソード。

文豪と呼ばれる作家たちは、時に近寄りがたいイメージもありますが、犬と向かい合っている時、思わぬ一面を覗かせてくれるそう。
『吾輩は猫である』で知られる夏目漱石は、実は「犬派」だったり、テレビドラマ「寺内貫太郎一家」「ムー一族」で知られる演出家の久世光彦の愛犬は血統書つきのポメラニアンでしたが、成長するにつれ、どうみてもポメラニアンに見えなかったり・・・そんな作家と愛犬たちのとっておきのエピソードや、おすすめの犬本を紹介。

第一部「犬を愛した作家たち」とは?

「文豪と愛犬」「愛犬家心得」「犬と暮らして」「犬は人間の最良の友」「近藤啓太郎と愛しき犬たち」「犬も猫も好き」「犬を選べば」という7つのテーマで、近代の文豪から現代作家まで、9人の作家とその愛犬たちについて、写真や作品、エピソードを紹介

第二部「椋鳩十の犬物語」とは?

鹿児島ゆかりの作家・椋鳩十は、多くの犬物語を書いています。今回は、「野犬物語」「猟犬物語」「闘犬物語」「愛犬物語」というテーマに分けて、作品を紹介。また、物語の書くために、山を歩いたり現地の猟師に話を聞いたりして調査したことを丹念にまとめた取材ノートも必見です。

第三部「わんわん物語」とは?

「犬」が登場するエッセイや小説、史伝や今昔物語などといった、さまざまなジャンルのオススメの犬本を紹介しています。気になる1冊を、ぜひ見つけてください。

 

2つの関連イベントを同時開催

1つ目は、椋鳩十についてアニマシオンで紹介する「文学館でアニマシオン 椋鳩十ってどんな人?」

アニマシオンとは、読書を通して本の世界を楽しむ活動。レクリエーション的な要素で、楽しみながら椋鳩十を知ることができます。開催日は、3/11(日)の10:30から12:00まで。対象は、小学生以上の親子20組で、大人だけの参加も可能です。※先着順150名まで

2つ目は、「犬好きアナウンサーによる犬本朗読会」

犬が大好き!というアナウンサー3名が、犬の名作を朗読します。MBCからは美坂理恵アナウンサーの出演!開催日は、3/25(日)の14:00から15:30です。どちらのイベントも参加費は無料、参加者はまだまだ募集中ですので、お申し込みをお待ちしています。

申し込み締め切りが今週金曜日、3月2日まで。

場所 かごしま近代文学館常設展示室2階
開催日時 2月28日(水)から4月9日(月)午前9時半から18時
休館日 毎週火曜日
観覧料 大人300円、小中学生150円
HP かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館ホームページ

関連イベントの申し込み方法

どちらのイベントも電話・ハガキ・メール・FAXで受け付け。住所・氏名とふりがな・年齢・電話番号・学生さんは学校名と学年を記入して下記まで電話、ファックス、メール、またはおハガキでお送り下さい。

電話 099-226-7771
FAX 099-227-2653
メール kinmeru8@k-kb.or.jp

ハガキの場合

〒892-0853 鹿児島市城山町5-1 かごしま近代文学館「犬本朗読会」係。
または「椋鳩十ってどんな人?」係まで。

お問い合わせ

かごしま近代文学館
099-226-7771

 

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