篠崎理一郎展 “インサイドダイバー”

霧島アートの森で開催中の『篠崎理一郎展“インサイドダイバー”』を紹介。

ご本人が登場。

個展タイトルの“インサイドダイバー”とは、「内面を探る者」という造語。

カタカナが好きであることと、絵を描くその時々の自分の気持ちを整理・記録する意味で名付けた。

個展で初めて公開する新作が多く、50点ほどのペン画の作品が並ぶ。

描かれているものは紙・キャンバス・木・布と様々、大きさもA4サイズのものから縦3メートルのものまで様々だ。

 

緻密で細かい作品が多い篠崎さん。

もともと好きな建物や、木・機械の部品などをパズルのようにくっつけ、

いろいろなサイズやモチーフで描いたものを、

その時感じた現実の風景や音楽・言葉と想像を重ねて描いている。

人によって絵の見方や解釈が変わる…。

近くでよく見てみると、キャラクターがいたりとポップな要素も併せ持つ。

篠崎さんの絵の緻密さと面白さを感じる理由のひとつだ。

 

お気に入りの作品「リラックス」にも、ゴジラのような怪獣がいたり・・・

 

 

この「リラックス」は、複数同時に絵を描く篠崎さんが、

この個展に向けて自分の気持ちを一回整理するために一番最初に制作を始めた作品。

ネームペンの太・細を使い分けて描いた。

余白や隙間を作り、空間を生かした作品となり、そのバランスが気に入っているという。

 

会場で公開制作も始まっていて、5日間かけて「何処かにあるようで無い街並み」を描く。

次回は、2月10日(土)、11日(日)、12日(月)の3連休

篠崎さんの絵が生み出される瞬間を、ぜひ目の前で。

 

 

場 所  霧島アートの森 ~2月18日(日)

9:00~17:00(最終入園は16:30まで)

休館日  月曜日(祝日の場合、翌日休園)

【観覧料】常設展示料(一般310円・高大生200円・小中学生150円・幼児以下無料)

【問い合わせ】霧島アートの森 Tel.0995-74-5945

 

篠崎理一郎さんのHPはこちら

 

*1月30日(火)11時40分頃放送「たんぽぽ倶楽部」たんぽぽお出かけ隊 より*

関連記事一覧