TOYOTA街角ステーション!姶良市西餅田「御菓子司あじ福 いちご大福」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
トヨタ街角ステーション担当の、鶴園直子です
ドライブ途中に立ち寄りたいテイクアウトグルメ、
今回は「 姶良市 」から、この時期にしか味わえない和菓子をご紹介しました。
お伺いしましたのは、姶良市西餅田、
姶良小学校近くにお店を構える和菓子店
「御菓子司あじ福」です
創業から42年目のお店で、
鹿児島でも少なくなりました、和菓子の専門店です
そんなあじ福の味を守るのは、
3代目のご主人 岩川 中さんです。
こちらの岩川さん、和菓子の1級技能士でいらっしゃるとともに、
九州でも数人しかいらっしゃらないという、選和菓子職にも選ばれている、
素晴らしい和菓子職人さんです
そんな岩川さんが手掛けるあじ福の和菓子の中で、
この時期にしかない、季節限定の大人気のお菓子があるんです。
それが今回ご紹介します、「いちご大福」です。
和菓子専門店のいちご大福は、
私もちょっと食べたことのないような食感の、いちご大福でした
ちょっと小ぶりでまるまるとした、かわいい形のいちご大福なんですが、
とにかくふわっふわの食感なんです
このふわふわの秘密は、まわりのお餅。
求肥を使っているところが多いのですが、
こちらでは羽二重餅を使っています
上生菓子や、引き菓子の鶴亀などで使われるお餅なのだそうですが、
これを、いちご大福用に配合を変えて作っています。
特徴は、材料にもち粉と砂糖、メレンゲが入っていること
メレンゲが入ることで、とても軽く、ふわふわとした食感になるのだそう
ふわふわでやわらかくて口当たりがよく、口どけがいい、
上品な甘さの羽二重餅がふわりとかけてあります
また、鹿児島では黒あんを包んだものを多く見かけますが、
こちらは白あん。
このあんこもこだわりで、
「白小豆」という、白い小豆を使っています。
白小豆は数も少なく、貴重なため、高級なものなんですが、
粘りが少なく、あっさりしていて、あじ福のいちご大福に相性ばっちり
少し水あめを加えることでしっとりさせて、お餅といちごとの馴染みをよくしているそうです
べたべたした感じが全くなく、さらりとしていながらも、
舌触りなめらかで、いつの間にか口の中で溶けていくような、繊細なあんこです
主役のいちごも本当においしいです
使っているのは、鹿児島県産のさがほのか。
岩川さんは、いちごの酸味の部分を大事にされていて、
いちごの品種選びには、毎年試行錯誤されているのだとか。
酸味が強すぎず、かつ甘いだけではない、
いちごをメインにしたバランスを1番に、選んでいらっしゃるようです
そして、いちごだけを食べるのではなく、
あんこやお餅に合ういちご選びにこだわっていらっしゃいます
まわりのお餅と白あんの甘さ、
いちごの優しい酸味との対比がとても絶妙です。
意外とさっぱりと頂ける、とてもさわやかないちご大福です
<場所> 姶良市西餅田。
国道10号線、姶良小入口交差点を、姶良小学校方面に曲がって頂くと、
200~300m程走ったところ。姶良小学校近く。
<営業時間> 朝9時~夜8時
<定休日> 水曜日
<お値段> 220円(2月いっぱいまでの販売です。)
<お問合せ> 0995-66-5052
※来週は、鹿児島トヨタ谷山店におじゃまします。来週もお楽しみに