TOYOTA街角ステーション「壺焼き芋てるてる」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
このコーナーでは、私が見つけてきました、おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。
鹿児島市内は、日中も雪のちらつく寒い1日でしたが
こんな寒い日に食べたくなる人も多いのでは?
寒い時期にぴったりのあのスイーツのご紹介です!
今日ご紹介するのは、移動販売のテイクアウトグルメです。
その名も「壺焼き芋てるてる」。
店舗は構えずに、移動販売している焼き芋屋さんなんです
でもただの焼き芋ではありません!
壺を使って焼き上げる「壺焼き芋」を販売しているんです。
こちらを切り盛りするのは、焼き芋大好き!
ベリーショートがとてもキュートな、下野未来子さんです。
鹿児島市内を中心に、県内各地で移動販売されています。
壺焼き芋の移動販売を始めたのはおよそ4年前。
きっかけは、
ご主人の転勤で関東にお住まいだったころに出会った移動販売の焼き芋屋さん。
屋台で販売をしていた焼き芋屋さんのおっちゃんとお話をするうち、
下野さんも焼き芋屋さんになることが夢になったのだとか。
そんな時、
お友達から「壺焼き芋」というものがあることを教えてもらったのだとか。
壺の可愛さと昔ながらの焼き方にますます魅了され、
ついに4年前、壺焼き芋屋さんを始められました。
さつまいもを焼くためのの特製の壺は、
高さ1メートル、
筒周りは大人が両手で抱きかかえられる位の大きさの、素焼きの壺です。
この壺の中に七輪を入れて、その上にお芋を吊るして蓋をして、
およそ200度で蒸し焼きにしています。
炭と壺の遠赤外線で、1時間半から2時間位かけて、じっくりと焼き上げます。
ちなみに・・・、
石焼き芋が流行る前は、この壺で焼くという方法が主流だったんですって。
知らなかった・・・。
その昔ながらの焼き方というところにも、とても魅かれているのだそうです。
美味しく焼き上げるコツ、それは温度管理。
ただ高い温度で焼けばいいということではないそうなんです。
お芋の温度を70℃位にキープして、
それを長く保って焼くことが、甘さを引き出すコツなんですって。
下野さんのこだわりは、
皮が焦げるか焦げないかくらいの、ギリギリのところまで焼くこと。
そうすると、下野さん好みの香ばしい焼き芋に仕上げることができるのだとか。
お芋1つ1つ大きさや形が違いますので、
たびたび壺の中を見ながら、丁寧に焼き上げていらっしゃいました。
そうやってじっくり焼き上げて、甘さを引き出されたお芋は、
何とも言えない香ばしい甘い香りになり、皮の表面に蜜があふれ、
皮まで香ばしくパリッパリに!
蒸し焼きなので、中はしっとり。
そして皮はキャラメリゼしたかのようにパリパリです。まるで高級スイーツ!
ちょっとはまっちゃいました。
ちなみに今は、紅はるか・シルクスイート・紫芋と、3種類のさつまいもを焼いています。
紅はるかは、ねっとりとした食感が特徴で、
中にはちみつが入っているのではないかと思うくらいの甘さを感じます。
シルクスイートはその名の通り、まるで絹のような絶妙な口当たりがあります。
ほくほく感もあって、なんだかちょっと懐かしい味。
下野さんのお気に入りは紫芋。
甘さはそこまで強くなく、さっぱりとした甘さ。
紫芋独特の風味があって、他のさつまいもとは違う個性があります。
紫芋の焼いもがこんなに美味しいなんて、今回の発見でした・・・。
ほかほかがおいしいのはもちろんですが、下野さんおすすめの食べ方が♪
1度冷凍した焼き芋を自然解凍して、常温位の温度で食べるのがおすすめなのだとか。
1度冷やすことによって甘さが熟成されて、
あつあつの時に食べるより、さらに甘みを感じるのだとか!
他にも焼きあがったお芋の皮をむいて、そのまま太陽の下で干して、
干し芋として食べるのもおすすめなのだそうです。
昔ながらの壺焼きの焼き芋、中はしっとり、皮パリパリの絶品焼き芋!
皆さんも1度、召し上がってみてはいかがでしょうか?
場所のご紹介
<販売場所> 次回の販売は来週月曜日、2月22日(月)鹿児島市吉野町(吉野幼稚園近く)のカフェ「キチキッチン」さんのお庭で販売されるとの事。
また2月27日(土)は、鹿児島市吉野町にあるgood dayさんで販売をされる予定だそうです。
<販売時間> 昼12時~夕方4時頃
<お値段> 大サイズ400円・中サイズ300円・小サイズ200円
<お問合せ> 販売場所など詳しくは、壺焼き芋てるてるのInstagramをご覧下さい!