TOYOTA街角ステーション!「Bakery NOA」
今週もお聞き頂きましてありがとうございました
トヨタ街角ステーションリポーターの鶴園直子です。
今回も「 曽於市末吉町 」から、NEW OPENのお店をご紹介しました
今回お伺いしたのは、曽於市末吉町上町4丁目。
今年3月にオープンしたばかりのパン屋さん、
【Bakery NOA】です。
こちらの地域は、
パンの専門店というのが少ないというお話だったんですが、
ご近所の皆さんが待ちに待ったパン屋さんのオープンに、
連日たくさんのお客様が訪れる人気のお店になっています。
こちらを切り盛りされているのは、
川井田真也さん、綾香さんご夫妻です
ちなみに・・・。
ご主人はなんと、
OA当日の今日、10月12日が27歳のお誕生日
おめでとうございます
そんなおめでたい日に、
放送でご一緒できて、私もとてもうれしかったです
ステキな1年になりますように・・・
さて、
ご主人は元々地元末吉町のご出身なんですが、
手に職をつけようと高校卒業後すぐ、パン職人の道へ進まれました
26歳でこちらのお店をオープンされた若きオーナーさんですが、
前職のパン屋さんでは、
製造長から店長さんまで勤め上げた実力の持ち主
パン作りは腕は確かです
お店のこだわりは、原材料選び
特に主原料には特別なこだわりを持っています。
小麦粉は九州産、ハード系のパンには都城産のものと、
使い分けていらっしゃいます。
卵は、おとなり都城産の無添加・農薬不使用の新鮮卵を、
塩は佐多岬の楽塩を、
他にもはちみつやお茶、さつまいもなど、
地元のおいしいものを、出来る限り使っていらっしゃるそうです。
そんな川井田さんは、
1日で60種類以上のパンを焼き上げます
人気は、地元末吉の養蜂場が手掛けるはちみつを使った、かおり食パンや、
佐多岬産の楽塩と、高千穂バターを使った、
さくさくもちもちの塩パン
お年を召したお客様も多いとのことで、ソフトな食感のパンが良く出るそうです。
川井田さんが力を入れているのはハード系のパン
中でも「バケット」は、
都城や国分、鹿屋からも買いに訪れる方もいらっしゃるほどの、
パン好きをとりこにする逸品。
その人気のわけは・・・。
このバケットには、
都城産の小麦粉「みなみのかおり」という小麦粉を使っているんですが、
これがハード系のパンとの相性ばっちり
焼きあがりの香ばしさが全然違うのだそう。
表面の皮が薄く、パリパリに焼きあがり、
中はもっちもちでしっとり。
また焼きあがった時のパンの香りが強く、
小麦粉の香ばしい香りが広がります。
噛めば噛むほどに味が出てきて、
やさしい甘みが広がり、味わい深いバケットです。
また、とうもろこしにも似た風味があって、
トーストするとまた香ばしさが増します!
意外とソフトで口どけもいいので、食べやすいです。
ただ、この「みなみのかおり」は手間のかかる素材のようで、
生地をこねる時に、
他の小麦粉に比べて、粉になかなか水が入っていかないのだそうです。
ゆっくり時間をかけて水分となじませていかなければならない。
ただ、一気にやろうとすると、生地がべたべたになってつながらない・・・。
ですので、
前の日に生地の半分をこねて、生地をなじませてから、
残りの材料を合わせているそうです。
半日~1日ほどかけてやっと焼きあがるバケット。
本当に、手間も時間もかかるバケットなんです。
ちなみに、川井田さんおすすめの食べ方は、「アヒージョ」
お客さまの中にも、アヒージョ用にと買い求められる方もいらっしゃるそうです。
カリカリにトーストして、オイルやシーフードと一緒にいかがでしょうか
あと「フレンチトースト」
薄くスライスしたバケットに、たっぷりと卵液を含ませて・・・。
私もこれ、試してみます
味わい深い「南の香バケット」、
秋の食卓にもぴったりの逸品です
<場所> 曽於市末吉町上町4丁目。末吉小学校の裏門前にありました。
<営業時間> 朝7時~夕方6時
<定休日> 日曜日
<お値段> 1本 330円
<お問合せ> 0986-77-8969
※さて来週は、トヨタカローラ鹿児島大口店におじゃまします。来週もお楽しみに!