TOYOTA街角ステーション!「ブランジェリ・ノエル」
*今回は『霧島市隼人町』から。
地元の温泉水を使った、ご当地食パンをご紹介しました。*
伺ったのは霧島市隼人町姫城3丁目。
日当山温泉エリアにあるパン屋さん≪ブランジェリ・ノエル≫です。
静かな住宅街の中に立つ、木目がステキな茶色の建物がノエル
オーナーの津崎さんご夫妻と、
かわいい女性スタッフのみなさんが出迎えて下さいました
ノエルのパンは、赤ちゃんからご年配の方まで、誰もが安心して食べられるように、
材料は国産の安全なものにこだわって、日々丁寧に手作りしていらっしゃいます。
これも人気のポイント
さて店内は、かわいい形のパンが、
まるでケーキ屋さんのようにガラスのショーケースに並んでいて、
店員さんに注文するスタイルになっています。
パンだけでも常時70種類以上
この他にも、奥様が手がけるお菓子やケーキ、
またお店の一角では、キッチン周りで使えそうな北欧系の雑貨も販売されていて、
おしゃれな雑貨屋さんのような空間です
そんなノエルで大人気なのが、お店の看板商品でもある【日当山温泉食パン】
このパン、午前中で売り切れてしまうこともあるという、人気の食パンです
その名の通り、地元日当山の温泉水を使っています。
こだわった2種類の国産小麦粉をブレンドしたものと、自家製の酵母、
少しのバターと、塩、きび糖だけを使った、とてもシンプルなパン。・・・なんですが、
びっくりするほどしっとりふわふわで、耳までやわらかい食パンです。
使う温泉水は、お店の2件隣りにある清姫温泉のもの
こちらの温泉は、とても歴史のある、源泉かけ流しの温泉で、
飲料水としても飲むことのできるのだそう。
温泉水は、すぐ近所にある清姫温泉に、毎回ご主人が汲みに行っていらっしゃるそうなんですが、
お聞きしたお話によると、こちらの温泉水に、重曹のような役割をするものが含まれているそうで、
そのためなのか、普通の水を使った時と比べると、生地のふくらみがよくて、驚くほど仕上がりが違ったそう。
焼きあがりもやわらかくて、水分をたっぷり含んだ状態で、しっとり
ただ、温泉水はとてもくせのある水で、どんな小麦粉にでも合うわけではなかったようです。
いろんな小麦粉で試作をして、
最終的に北海道産の「春よ恋」という品種のものと、九州産の「南の穂」という2つの小麦をブレンドすることで、
今の生地が完成
焼く時も、がっちりと焼かず、水分を閉じ込めた状態で、
やわらかくしっとり焼き上げるところにも、火力の微妙な調整があったりと、
とても苦労なさったようです・・・。
そんな試行錯誤をしながら完成した『日当山温泉食パン』
そのまま食べたら、まるでシルクのようななめらかさとしっとり感、
トーストすれば、外さくさく、中もっちり・・・。
日当山温泉にお出かけの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
おすすめです!
<場所> 霧島市隼人町姫城3丁目。日当山温泉エリアにあります。
近くには、日当山中央公園、2件お隣りに清姫温泉があります。
<営業時間> 朝8時~夕方6時(売り切れ次第閉店)
<定休日> 日曜日
<お値段> 1斤 300円
<お問い合わせ> 0995-42-1718
※来週は、鹿児島トヨペット谷山支店におじゃまします。来週もお楽しみに