「メルカリ」装ったメール・SMSにご注意を!
鹿児島でも実際に急増している「メルカリを装ったメール・SMS」
えつこさん「○○を装ったメール、デジナビでも何度も話していますね」
これまで、デジナビでは「銀行を装ったメール」「友人になりましたLINE」など、「○○に装った」について気をつけましょう!と、何度か紹介しました。
今回は、月間2000万人以上が利用するアプリ「メルカリ」です。
利用者の不安を煽る内容にご注意!
メールの内容は、「アカウントの利用が制限されている」や、「アカウントで異常な活動が検出された」などの不安をあおる内容が書かれていて、偽のサイトへ誘導し、名前やパスワード、クレジットカード番号などの入力を求められるということです。
対処法は?
鹿児島県警は、同様のメールやショートメッセージが届いても開かずに、メルカリのアプリや公式サイトを直接確認するよう呼びかけています。
また、個人情報を入力してしまった場合は、速やかに警察に相談してほしいとしています。
「個人情報を聞き出そうとする、クレジットカードの情報を入力させようとする」のは、フィッシング詐欺の可能性が高いので、絶対に入力しないでください。
他にも心配な「○○を装った」詐欺の手口
鹿児島県警のサイトを見ると「メルカリを装ったメール被害」以外にも、注意するべき事例が掲載されていたので紹介したいと思います。
インターネットなどを見ていると、パソコンの画面に「このコンピューターは、複数のウイルスに感染しています。今すぐ対応しなければコンピューターのセキュリティが全て無効になるます。すぐにサポートに連絡してください。」という画面が表示される「サポート詐欺」と呼ばれるものです。
画面上には「サポートの電話番号はコチラ」や、「復旧を試みる」のボタンが表示されます。
慌てて電話すると、遠隔操作するソフトウェアを言葉巧みにインストールさせようとしてきます。遠隔操作するというのは、パソコンの中身を見られてしまう、情報を取られてしまう心配があります。
また、有償のサポート契約やアプリやソフトウェアの購入へ誘導されます。
サポート詐欺、対処法は?
まず、ページを閉じる!警告音がなったり音声が流れたりなど、慌ててしまうかもしれませんが、まずは開いたページを閉じてください。
もし、先程のメルカリを装ったメールが届いたり、ネットを使っていて、このような表示が出た場合は、まず冷静に一呼吸!無視することが大切です。
余裕がある方は、画面のスクリーンショットを撮影して、サイバー警察に相談しても良いかもしれません。反応しないことが大切です。