ととナビvol.397 シマハギ

2月はプロ野球のキャンプシーズン。

愛する阪神タイガースの近本光司選手が、去年、今年と2年連続で自主トレを行った島・沖永良部島へ、大富先生も新年早々出張してきたそうですよ～。

大富先生：「沖永良部といえば、エラブユリやサトウキビ、ジャガイモ、きくらげ…と農業がとても盛んな島。でももちろんまわりは全て海ですから、漁業も盛んです」

水揚げされる魚介類の多くは「うんまか深海魚」

大富先生が、漁協の競りを訪れたときも、ハマダイやハチジョウアカムツ、ヒメダイ、オオヒメなどの「うんまか深海魚」がならんでいたそう。ソデイカ漁も盛んです。

ところで、この写真何に見えますか？？？？

きれいな砂浜？

No,No！

実はこれ、漁港の一角を埋め尽くした軽石なんです。海底火山の噴火という自然現象とはいえ、被害は深刻なんですね。

・・・それでは、今日は大富先生が沖永良部島漁協の競りを見学した際に見つけた、まだ食べたことのなかった魚をご紹介しましょう。

それは・・・　シマハギ　。

スズキ目ニザダイ科の魚で、全長20cmくらい。

大富先生：「沖永良部ではふつうにいる魚ですけが、私は初めてでした。南の海にはまだまだたくさんの種類の魚がいますよ。煮付けとから揚げで食べましたが、皮がかたかったですね。味は、いたってふつうの白身魚といった感じ。ニザダイの仲間ですが、くせは全くありません。」

さて、冒頭でタイガースの近本選手のお話をしましたが、先生、まだ話したりないことがおありのようですよ。。。

大富先生：「沖永良部で最終日の調査が全て終わってから空港に行くまでに少し時間がありました。その時に、いろんな方との絆のおかげで、自主トレ中の近本選手に会って話をすることができました。「3月25日の開幕戦で先頭打者ホームランを打って」と頼んだら、「今年は4番を打つから」という返事が返ってきたんですね。彼は今年はクリーンナップを狙っているようですよ。去年は目標だったホームラン10本に届きましたから、今年はさらに長打力がつくことでしょうね。沖永良部のパワーで！」

・・・だそうです。

よかったですね、大富せんせ！