新種の魚に出会える日を夢見て
釣り愛好家、鹿児島大学水産学部4年の中村潤平さんは、京都府出身。
小さい頃から魚が大好き。祖父とよく琵琶湖や川に出かけた。
2時間かけて自転車で通ったこともあるという。
“そこにいる魚を見てみたい”という思いが強い。釣ることで、新たな魚と出会える瞬間が楽しい。
中村さんにとって、鹿児島の環境は釣りには最適!
鹿児島大学水産学部に入学し、釣り研究会にも入った。
現在、魚類分類学研究室で、新種の魚に関する卒論に取り組んでいる。
毎日でも釣りに行きたいが、今は忙しい。行けても週に2・3回ほど。
来年度は、大学院に進学し研究を続けるそうだ。
今年春には、仲間4人でアマゾン地域まで行き、夢の魚ピライ―バとピラルク―を釣り上げた。
目の前に現れた憧れの魚に大興奮!!
大きな感動とともにますます釣りへの愛を深めた中村さん、
夢は「鹿児島の海で新種の魚を釣り上げること」。
研究室の先輩が与論で新種を発見したが、まだまだ誰も知らない魚が絶対にいるはず。
「大学で学べる恵まれた環境の中で、大好きな魚のことを究めていきたい」
中村さんが、新種の魚と出会える日は近いかもしれない…。
~12月21日(木)10時40分頃『たんぽぽ倶楽部』海童が行く より~