会長は陶工 川原さんの挑戦

川原竜平さんは、姶良市商工会青年部長を経て、今年5月、会長に就任した。

今まで姶良市を元気に盛り上げようと、様々なことに取り組んできた。

その努力が報われたのが、11月21日・22日に沖縄で行われた商工会青年部の全国大会だ。

 

大会では、日頃の活動内容や成果について、10分間のスピーチをする。

姶良市商工会青年部が熱く語ったのは、昨年度作った「パーフェクトガイドブック」について。

青年部の合併や改革、部員の業務内容や思いをわかりやすく綴ったもの。

協力して作り上げたことが評価され、見事!最優秀賞を受賞した。

 

地区予選、県大会、九州大会、そして全国大会へと、頂点までの道のりは長かったが、これからの商工会の活動へとつながる、大きな励みとなった。

 

12月、商工会青年部は加治木の師走市に出店する。

青年部の気合いの入った元気な声で、師走市もにぎわいそうだ。

 

川原さんの本業は、加治木の龍門司焼の陶工

12月8・9・10日に開催される「陶器まつり」にむけ、窯焚きの作業に入る。

 

年に2回ほど稼働する大きなのぼり窯に火を入れて、およそ3500個もの器を焼く

40時間も焼き続けるため、交代で仮眠をとりながら見守るそうだ。

今年の陶器まつりにはどんな品物が並ぶのか、楽しみだ。

姶良を愛し、姶良のみんなに喜んでもらうために奮闘する川原さんの、忙しい日々はまだまだ続く。

 

 

~11月23日(木)10時40分頃『たんぽぽ倶楽部』海童が行く より~

 

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