霧島の温泉女将たち 「さくらさくら温泉」

今週は、霧島の温泉女将の皆さんにご出演いただく1週間。

トップバッターは、「さくらさくら温泉」女将、中谷美代子さんが登場。

 

中谷さんは、さくらさくら温泉の近くの、霧島市田口のご出身。

この仕事について20年近く。

ご主人が温泉の仕事をすることになったときには、

まだ子どもが小さかったため、社員の食事作りを担当していた。

子どもの成長に合わせて仕事も増えていき、現在は女将として温泉を支えている。

(スタッフのみなさん 前列の黒色の着物姿が、女将の中谷さん)

 

そんな中谷さんが、頑張ってきたこと。

それは、手作りお弁当

子どもたちが学生の時は、お弁当だけは手作りを、と頑張ってきた。

中谷さんの自宅は、鹿児島市内。

女将として、お客様が食事を終えるまでお世話すると、帰宅は遅くなる。

「夜が遅くなると、朝、子どもたちが登校するまでに、弁当づくりが間に合わない・・・。

それが、しょっちゅうありました。

学校に行って、げた箱の上にそっとお弁当をのせて、霧島に向かったことが多かった」と話す。

それでも、頑張れたのは、サービス業が好きだったから。

 

今回の出演で改めてご自身の人生を振り返ったとか。

スタッフに支えられて今日がある。

そして霧島にまた、来ていただけるよう、感謝の気持ちを忘れず、

お客様に素晴らしい思い出の1ページができるように・・・と。

ドライフラワーにならないように頑張りたいと話す。

 

泥湯で知られている、さくらさくら温泉。

年末年始の宿泊は、予約が埋まりつつあるということだが、

日帰り入浴は大丈夫とのこと。

寒くなったこの時期、霧島神宮の参拝の帰りに、立ち寄ってみてはいかが。

 

「たんぽぽ倶楽部」海童がいく 12月11日放送より

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