ととナビvol.326 メガネハギ
今日から10月ですね。
10月1日は、いろんな記念日が重なってる日。
その中の一つが「メガネの日」・・・ということで、今日ご紹介するのはコレ↓
メガネハギ です。(写真は雄)
フグ目モンガラカワハギ科の魚で、大きさは30cmくらいです。
でも、なぜこの名前になったかは分からないんだそう。。。
大富先生:以前紹介したメガネモチノウオ(別名ナポレオンフィッシュ)。あれはナポレオンの帽子をかぶったような顔をしているからですけど、よく見るとメガネをかけているような模様が目の後ろにあるんです。でも、このメガネハギはメガネをかけていないですよね。
口元の白い線が気になりますが、これは大人の雄だけで、雌や子どもはミルクをこぼしません。
なので、雌雄の判別は簡単です。
ちなみに、雌はこんな顔。。。
ぷぷぷ~、くちびるが肉感的。で、前から見るとこんな感じ・・・わ~(;^_^A
やわらかそうな吸い付きそうなお口・・・と思いきや、中にある歯がとても頑丈。
かたい貝殻やエビの体なんかを砕いて食べるんです。(ということは、人間の指なんてひとたまりもないのでは?!)
そんな硬いものもバリバリ食べるメガネハギですが、逆に自分が食べられては大変ということで、体全体かたい皮におおわれています。
なので、この魚を食べるためにはこのかたい皮を剥ぎ取らねばなりません。
剥ぎ取りさえすれば、ふつうのおいしい白身の魚に。。。
大富先生:「私は、から揚げと煮付けで食べました。から揚げはかすかにえぐみを感じましたが、それさえ気にならなければホクホクでまあまあおいしかったです。煮ると少しかたくなりますけど、味はよかったです。モンガラカワハギの仲間は意外においしいんですよ。」