放送日:2018.8.13
(B型肝炎についての街角インタビューより)
リポーター:もしも、B型肝炎ウイルスに感染していて、条件をクリアした場合、
国から最高3600万円の給付金が受け取れることをご存知でしたか?
女性①:はい、ニュースで流れているので知っていました。
男性①:新聞に載っていたので知っていました。金額が大きいですよね。
女性②:いえ、知らなかったです。
リポーター:給付金はどういった手続きをすればもらえるか、ご存知ですか?
女性③:知らないです。
男性②:弁護士さんにお願いするっていうのはよく聞きますよね
女性④:手続きは時間がかかりそうですよね。診断書とかの書類を出すのも大変そうですよね。
【平松弁護士の解説】
B型肝炎ウイルスに感染していても、すべての人が給付金を受け取れるわけではありません。B型肝炎の給付金を請求するには、いくつかの要件があります。
①昭和16年7月2日から昭和63年1月27日までの間に生まれた方。②B型肝炎ウイルスに持続感染している方です。
実はこの2つ以外にも、基本合意書に定められた要件を満たす必要がありますが、非常に複雑なため、まずはこの2つに当てはまる方は、弁護士にご相談いただければと思います。そしてこちらの内容は、集団予防接種によって直接感染した「一次感染者」のみの要件になります。
一次感染者の母親や父親から感染した「二次感染者」の方も給付金を受け取ることができます。
こちらも給付金を受け取るための要件がありますが、一次感染者同様、内容が難しいので、
まずは先ほどの2つの要件を満たしている方は弁護士にご相談ください。