先週の番組では、人間の赤ちゃんは、人間になるために「躾」を身に付けるというところまでお伝えしました。
「三つ子の魂百まで」という、古くからある諺。
この諺のように「勉強云々というより、先ずは躾をしっかりして欲しい」と、みちこ先生
「勉強する習慣を身に付けさせたい」ではなく、「何事も続ける習慣」を身に付けさせることで、一生の宝物にすることができるのではないでしょうか?
つまり、「何事も続ける習慣」が、大きくなってから「勉強する習慣」に繋がるのです。
では、この「続ける習慣」ですが・・・
1~3歳頃の子どもは自分のやり方にこだわって、親子のバトルが起こってしまうという場面がありますよね。帽子をかぶる、かぶらないとか、こっちの道を行くとか行かないとか。
子供たちは、その時期に修得することは容易なことですが、後になってからでは非常に難しいことがあるようなんです
これを「臨界期」といいます。
このことが「続ける習慣」が身につくかつかないかの重要な場面なんです
帽子を被って上着を着ようとした子どもを、時間がないお母さんは、とりあえず上着を着せて帽子は後で、と思います。ところが子ども達は「秩序」を学んでいます。
ここは子ども達の習慣化を無視せず、愛情という目でよく観察してみてくださいね