今週の相談は、小学校4年生をお持ちのお母さんから。
「これから先のことを考えると、どんな勉強をすればいいのでしょうか?」
小学4年生は、一つの転機になります。
小学校生活の前半が終わり、中学をどうするのか選択する時期だからです。
塾に通うなら、算数の基礎が出てくる小学3年生から来て欲しいのが正直なところではあります。
高学年になったら、国私立中学に入しなくてもいいので、中学入試の勉強をして欲しいのです。
それは、実際に入試問題を見せていただいたのですが、どの問題にも図や表が載っていて、ちょっと大変だなと思う内容なんです。
私は見ただけでギョッとしてしまいました。
今、大学入試改革で、単なる知識を問う問題ではなく、思考力を試す問題や記述で表現力を見る問題が重要視されるようになってきました。
その影響が高校入試や中学入試にも反映されてきているのです。
よく内容をみると、身近な話題と絡めながら作ってあります。
そういうことを考えると、小学校のうちに入試問題レベルの学習をしたほうがいいのです。
理科や社会の学習も大事です。
実は理科や社会は具体的な家庭学習が思い浮かびません。
中学受験をしなかった生徒の得点は、理科・社会の得点も低かったのです。
中1からついた差は、追いつくのは大変です。
中学受験を考えていなくても、昴小学部Sコースや公立進学コースで理科・社会も総合的にしっかりと学習してほしいです。
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