毎月最終週は、礼儀作法を教えていただいています。
今月は、先月に続き、正しい食事のいただき方。
ご馳走を頂く時、蓋のある器が出てくることがあります。
蓋って、難しいですよね・・・・
でも、大丈夫!!
今週の放送で、蓋もへっちゃらになります。
まずは蓋の開け方。
左手を茶碗に添えて、糸底の手前に親指、向こう側に中指を中心とした残りの指全部を置きます。
次に、手前から向こうに蓋を仰向けに開き、その後、縁に沿って右回りに手前に回します。
そうしたら、蓋を上向きにして、持ち直します。
その上向きにした蓋を、器の近くに置きます。
これがスムーズにできるようになったら、美しいですよね。
よくあるのが、蓋付のお茶。
これは茶托の下に挟むと、くるくる動くことなく安心です。
これで蓋は怖くないですね!
次に、ご飯をいただく順番です。
白ご飯の役割を知っていますか?
白ご飯はそれだけでも美味しいですが、今回はおかずと一緒にいただく場合です。
「おかず」から「おかず」を続けて頂くとおかずの味が混ざるので、その前にご飯を食べる。
なるほど、白ご飯にはそういう役割もあるんですね。
そして、漬物を「香の物」というのは、その昔、公家や武家の間で流行した「お香」の時に使うものだったからです。
ずっとお香を焚いていると鼻が麻痺してしまうので、その鼻をリセットするために、
漬物を使用したということなんですね。
また一つ新しいことを学びました。
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