今週はこんな相談が届きました。
「年長組の男の子がいます。小学校入学に向けてどんなことをしたらいいでしょうか?」
まずは挨拶です。
朝起きた時に、家族に「おはようございます」と挨拶ができているか。
今これが出来ていなかったら、そういう習慣がないということが考えられます。
ここは親御さんの問題ですから、挨拶を強制するのではなく、親御さんから
先に声をかけることをしてください。
家で挨拶がスムーズにできるようになったら、幼稚園に行った時、お友だちや先生に
きちんと挨拶ができているか。
その先は近所のおばちゃんに挨拶ができているか・・・少しずつ世界を広げていってください。
字の練習は、いきなり鉛筆をもたせても上手に書けるようにはなりません。
親指、人差し指、中指の3本の指が上手に使えるかどうかが重要なポイントです。
この3本の指が大切なのは番組でも詳しくお話しましたが、
子どもが小さい頃、箱ティッシュから1枚、2枚と抜き取るので困ったという
お母さんは多いと思います。
しかし、これがとても重要だったんです。
この3本の指を上手に使うための訓練にもなっていたんですね。
こんな場面があったら、叱るのではなく、「上手に使えたね」と褒めてあげてください。
このことが字を書くことにつながっていくんです。
みなさんも実際にペンを持ってみて確かめてみてください。
まずはペンを上手に握れるようになることから始めてみてくださいね。
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