読書の秋、みちこ先生のおすすめの本を教えていただきました。
「ケーキの切れない非行少年たち」
これは多くのお父さんお母さんに読んでいただきたい本だそうです。
児童精神科の医師である著者が、数多くの非行少年たちと関わる中で、
最終的に彼らを立ち直される方法を提案した本です。
彼らがなぜ非行に走らざるをえなかったのかという部分が、
みちこ先生が常日頃思っていることと一致したからなんです。
非行少年が苦手なこと、それは「勉強」と「人と話すこと」
これをよく考えてみると、学校で勉強ができないと、学校って面白くないですよね。
小学2年生くらいから勉強についていけなくなったそうです。
ちょうど掛け算の九九を教わる時期。
九九は努力して暗記しなくてないけません。一人ではなかなかです。
だから昴では夏のスクーリングで九九の大会をするんです。
そして、小学3年では九九を完全に覚えていることを前提として、掛け算や割り算が出てくる。
つまり、九九を完全に覚えていないままだと、その後はさっぱりわからないことになります。
多くの保護者は塾は高学年からでいい、高校受験の頃からでもいいと思っています。
でも、仮に九九も怪しい子どもが中学生になったら、基本ができていないので、
授業もわからない、学校が面白くない。
保護者が子どもの頃と、今では時代が違います。
スマホやゲームなど誘惑も多く、外からの刺激が全然違います。
学校の先生も大変で、児童一人ひとりを完璧にフォローできない状況です。
そこを学習塾でしっかり面倒をみることで、多くの子どもたちの学力を身につけさせたいということです。
そして、非行に走る少年も少なくなるかもしれません。
小学2年生からが大切です。
昴で一緒に勉強しませんか?
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