春の味覚 夫婦で掘って50年以上 タケノコ
「春の味覚」をテーマに、シリーズでカメラスケッチをお伝えします。
今が旬のタケノコです。姶良市蒲生町で50年以上堀り続けている農家に、おすすめの食べ方も聞きました。
撮影:青山尚史
岩元孝幸さん「もう親の代からやっているんです。21の頃から始めて54年目ぐらいになりますね、タケノコ」
「ふくらみを見て歩くんです。
タケノコに傷を付けないように掘るわけですからむずかしいんです」
えぐみが少なくやわらかい
東京・大阪の市場で高値で取り引きされる
11月~4月ごろ収穫
「大変なんですけど、タケノコの魅力といいますか、値段がよければ疲れも忘れて、それがまた生産者にかえってくればいいんです。
しっかり重かったし、値段もまあまあよかったし、今年はよかったです。」
豊代子さん「いまから海苔汁を作ります。あとタケノコのきんぴら、タケノコご飯、すし飯」
豊代子さん「何でも使えるということですかね、タケノコは。私は好きですけどね」
(カメラマン)「タケノコを掘ったりしますか?」
豊代子さん「そうです。もうここに来たときからずっとです。もう、51年かな
見かけは優しそうだけど、厳しいです」
孝幸さん「大きな鍋に作るのは私が作ります」
豊代子さん「味が難しいんですよ、大鍋ですると」
孝幸さん「これ見てください、竹ですよね」
豊代子さん「酢味噌が好きだ、タケノコの」
孝幸さん「4月で終わりですから、また11月にならないとタケノコというのはないですよね」
夫婦で掘って50年
春の味覚たけのこ
もう少し竹(だけ)楽しめます