柿が温泉でプカプカ 一晩で渋が抜け甘い「あおし柿」に 紫尾温泉の秋の風物詩 鹿児島県さつま町

鹿児島県さつま町の紫尾温泉では、秋の風物詩、柿の渋抜きが行われています。

浴槽に浮いているのは、袋に入った渋柿。40度ほどのお湯に一晩ゆっくり浸すと、渋が抜けて独特の甘さの「あおし柿」になります。

紫尾温泉では、10月から11月にかけて地元の人などから柿が持ち込まれ、秋の風物詩となっています。30日朝は、管理人の西田隆三さんが一晩つけた柿を取りだし、渋みが抜けたか確かめていました。

「あおし柿」は、隣の物産館で1キロ600円で販売されています。紫尾温泉での柿の渋抜きは11月いっぱいまで続きます。