新型コロナ 新たに115人 鹿児島市ではクラスター

新型コロナウイルスの感染者集団=クラスターが、県内で89日ぶりに鹿児島市で発表されました。県内では13日、新たな感染者が115人発表され、累計が1万人を超えました。

鹿児島市は夕方、会見を開いて、市内でクラスターが発生したと発表しました。市によりますと、クラスターは12日から13日にかけて感染が確認された20代の女性5人で、いずれも軽症です。

今月上旬に同じ飲食店で2つのグループが会合を開いた際に、マスクをしていなかったため、感染が広がったとみられています。県内で70例目のクラスターで、県内でのクラスターの発表は、去年10月16日以来89日ぶりです。

県内では13日、新たな感染者が、奄美市で54人、鹿児島市で20人、霧島市で8人、志布志市で5人、曽於市と南九州市で3人ずつ、鹿屋市、出水市、さつま町、瀬戸内町で2人ずつ、枕崎市、日置市、いちき串木野市、南さつま市、伊佐市、長島町、宇検村、龍郷町、徳之島で1人ずつ、それに県外の5人の合わせて115人発表されました。

県内の感染者の累計は1万27人と1万人を突破しました。12日時点で医療機関への入院が79人、宿泊施設への入所が181人、自宅待機は514人です。中等症は3人で、重症者はいません。