3/27(金)は花の島の卒園式▽山あいの写真展

花のチカラで日本を元気に!

花の島に生まれ、花の島で育った幼稚園児、令和初めての卒園式の模様。
沖永良部島のケーブルテレビERABUサンサンテレビの取材です。

今月19日、沖永良部島、和泊町の和泊幼稚園で卒園式が行われました。

男児9名、女児13名、ひまわり組22名の巣立ちの日。
壇上には例年にも増してきれいな花々で彩られました。

沖永良部島は花の島、年間平均気温22度という温暖な気候に恵まれ、四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲きます。エラブユリ、スプレーギクなどの栽培も盛んな島です。

新型コロナウィルスの警戒の中で行われた和泊町立和泊幼稚園、花の島の卒園式の話題でした。

 

花いっぱいプロジェクト

春の卒業式の中止などで花き農家からは悲鳴の声がとどいています。

3月18日、えらぶゆりの島空港で和泊町の職員による「花いっぱいプロジェクト」が開催されました。
花いっぱいプロジェクトとは農林水産省が新型コロナウイルスの影響で需要が減少している花きの消費拡大を図る為、家庭や職場に春の花を飾って楽しむことを推進しているものです。

この日は飛行機から降りてきた乗客に和泊町の職員が沖永良部島で作られた花をプレゼントしました。

 

山あいの写真展

薩摩川内市東郷町で過疎化が進む山間の集落の姿をとらえた写真展が開かれています。

この写真展は薩摩川内市東郷町の藤川天神から3kmほど離れた本俣集落で写真家の久保政行さんが開いています。
本俣集落はかつて林業で栄え、ピーク時には250人が暮らしていましたが、今は住民が32人までに減り、65歳以上の高齢者の割合が8割を超えています。
会場には父親がこの集落の出身者である久保さんが集落の風景や住民の姿を残したいと撮影した写真や、住民や集落出身者たちが持ち寄った昔の家族写真などが展示されています。

久保政行さん「本俣の風景もそうですけど、人のぬくもり、人と人のつながり、結の心というのが伝わればなと思いまして」

写真展「心やすらぐ結いの郷 本俣」は来月5日までの土日のみ、本俣自治公民館で開かれています。時間は午前10時~午後3時まで、入場は無料です。

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