鹿児島県と鹿児島市は新型コロナウイルスの感染者が新たに2人確認されたと18日、発表しました。県内の感染者の累計は164人となりました。
県内で新たに感染が確認されたのは鹿屋市の20代男性と鹿児島市の60代男性で、県内の感染者数は累計で164人となりました。
2人とも鹿児島市のショーパブで発生した集団感染関連ではなく、集団感染関連以外の感染者は48人となりました。
県内で入院や宿泊療養、自宅待機をしている人は、17日現在で68人で、前日より6人減りました。
国は発症から10日経って72時間無症状ならPCR検査を受けずに退院可能としていますが、不安の声も上がっています。
18日の会見で、感染症が専門の鹿児島大学大学院の西順一郎教授は「発症から6日経てば二次感染は起きないという研究報告があることや、仮に退院時にPCR検査をしても壊れたウイルスの遺伝子によって陽性になる可能性が高いことなどから退院時の陰性確認は求めないでほしい」などと話しました。
一方で、まれに再燃があるので、症状が出た場合は保健所に申し出てほしいとしています。