新型コロナが再拡大で迎える受験シーズンと3学期。子どもを感染から守るためのポイントは?県外に受験に行く場合の注意点は?専門家に聞きました。
(西教授)「親からうつるというパターンが多い。そこに注意をする必要がある」
感染症が専門の鹿児島大学大学院・西順一郎教授です。子どもの感染を防ぐため、まずは大人が気を付け、家庭に持ち込まないことが基本だと話します。そして、新学期を迎えた学校では、「部活動」で注意が必要な場面も。
(西教授)「屋外の部活動の感染リスクは少ないが、室内で集まって行う部活動は、1人陽性者が出るとリスクがある。換気を心がける、密集しない」
これからの受験シーズンは、県外に移動する際、交通機関と食事場所に要注意です。
(西教授)「ある程度密集している状態の交通機関は感染リスクがあるので、マスクを隙間なくしっかりつけることが大事。それ以外では、食事の場所はできるなら部屋で済ませるといった、なるべく人の多い外食の場にはいかない方がよい」
そして、体調の変化を感じた場合、きちんと申し出てほしいと呼びかけます。
(西教授)「もし、受験当日に体調に変化を感じた場合は申し出を。受験当日に体調がおかしいと思ったら、別室での受験はどこの大学でもできるので、黙って周囲の人に広げることをしないように。決して不利にならないように配慮されるので、正直に申し出ていただきたい」
これからの受験シーズンを健康に乗り切るために、大切なのは、感染対策に加え、十分な睡眠と栄養です。
(西教授)「やはり抵抗力免疫というのは十分な休息・栄養これが一番。規則正しい生活をしていただきたい」