MBCのHPにも花粉情報のページがアップされるようになりました。きょう2/26(土)のスギ花粉飛散の情報は県内全域 多い となっています。2022年の花粉の飛ぶ量は、日本気象協会のHPによりますと、例年と比べ北海道や青森、新潟、石川は多く、九州では、福岡や佐賀、長崎でやや多く、熊本と宮崎で例年並み。大分と鹿児島ではやや少ない見込みとなっています。
とはいえ、今週月曜日くらいから私は鼻がムズムズ、朝の起きがけに、鼻水やくしゃみなどの鼻炎症状が現れる「モーニングアタック」がスタートし、朝目覚めてからすぐにひどい症状に悩まされています。マスクをしていても、花粉の飛散が少なくても、楽になるわけではないということがわかりました。きょうはそんな花粉症のみなさんにむけ、最新の花粉症対策についてお伝えします。
モーニングアタックがなぜ起こるのか
私は花粉症サラブレッドなので、子どもの頃から学校に行く前にくしゃみが止まらなかったりと朝辛い思いをしていました。なぜ、モーニングアタックが起こるのか調べてみたところ・・・実は、夜間にも花粉は多く飛散していて、それを眠っている間に吸い込んでいるからなんだそうです。昼間と夕方以降の気温差による空気の対流や、帰宅時の人の動きによって上空の花粉が地上に落ちたり、地面や家の床に落ちていた花粉が再び舞い上がって花粉症を引き起こします。そして、スギ花粉は屋外では昼前後と日没前後に多く飛散。このように、夜間にも意外と多くの花粉が空中に舞っているため、朝にひどい症状がでることがあるそうです。
玄関前で服についた花粉を払い落とす。手洗いやうがい、洗顔で花粉を洗い流す。こまめに掃除をすることで室内に入った花粉を除去。睡眠時に花粉を吸いこまないよう寝具もこまめに清掃する。空気清浄機や加湿器を使用し、室内での花粉の飛散を防ぐなど対策が必要です。
花粉対策グッズ
花粉対策スプレー
マスクやメガネを使って花粉対策をするのはもちろん、鼻や口、髪や顔、衣服にも吹きかけ花粉の付着を防ぐものがあります。イオンが花粉を吸着し、花粉の侵入を防ぎます。アレルギー症状は肌に出ることもあるので、この時期に赤みやかゆみが出る方も花粉対策を行った方がいいかもしれません。私は顔と頭がかゆくなります・・・。
網戸用の花粉フィルター
コロナ禍では三密を避けるため、窓を開けて換気をしていますが、花粉症の人にとっては辛いですよね。ホームセンターなどでは網戸に貼るだけで花粉やほこりの侵入を防ぐフィルターが販売されています。紫外線カット機能や両面テープがついていて着脱も簡単で便利です。窓からの侵入を防ぐにはエアコンの吸気口に取り付けるフィルター、花粉キャッチ機能のあるレースカーテンもいいですね。
腸から花粉症にアプローチ
ウェザーニュースの花粉ページには乳酸菌で花粉症対策という記事がありました。体に入ってきた病原菌やウイルスなどの異物を排除する仕組みが「免疫」です。この免疫が乱れ過剰に反応するのが花粉症なので、腸内環境を整えるといいのではとされています。健康のためにもバランスよく、そして漬け物やみそ、納豆などの発酵食品、乳酸菌食品などをバランスよく摂るといいとされています。
症状がひどい場合には無理をせず病院を受診するなどして薬をもらってください。鼻づまりがひどい場合には、鼻の粘膜を切除して小さくする手術や、鼻の通りをよくするレーザー手術などもあります。アレルギー症状を緩和してQOL(=生活の質)をあげましょう!