「母の日」
5月14日が今年の母の日なのですが、
なぜ5月の第2日曜日が「母の日」なのかご存知ですか?
今回は「母の日」の由来などご紹介していきます。
母の日の由来
諸説あるといわれていますが・・・
1907年5月アメリカのフィラデルフィアの教会で、アンナ・ジャービスという女性が「亡き母を追悼したい」と言う想いで教会に訪れていた人々に白いカーネーションを配りました。
アンナの母親は「mothers day work club」というボランティア団体を作り、南北戦争時活躍しました。彼女の住むウエストバージニア州ウェブスターは南北両軍の駐屯地となっており、衛生環境の悪いところでは「チフス」や「はしか」などが流行していました。「mothers day work club」はそこで病気や怪我に苦しむ全ての人に救いの手を差し伸べました。
アンナはそんな母を敬い、フィラデルフィアの教会で母の好きだったカーネーションの花を配りました。
その話がアメリカ各地に広がり、数年後ウエストバージニア州の知事が「5月の第2日曜日を母の日にする」と宣言、その後アメリカ連邦議会によって5月の第2日曜日が正式に「母の日」となりました。
日本・アメリカ以外の母の日
日本で母の日のイベントが一般に普及したのは第二次世界大戦後でした。第二次大戦後アメリカに習い5月の第2日曜日を母の日としましたが、その前は昭和の始めごろ皇后さまの誕生日3月6日を母の日としていた頃もありました。日本、アメリカは5月の第2日曜日ですが、フランスは5月の最終日曜日、ロシアでは3月8日が母の日だそうです。
母の日に贈るカーネーション
カーネーションの花言葉は「女性の愛」、「純粋な愛情」などの意味があります。
現在では様々な色のカーネーションがありますが、母の日が始まった頃には亡くなった母に贈るのが「白いカーネーション」、元気な母に贈るのが「赤いカーネーション」が主流だったそうです。花言葉は色によって異なるので、ここで母の日におすすめの花言葉を持つカーネーションをご紹介します。
赤:「母の愛」、「愛を信じる」など
ピンク:「感謝」、「あたたかい心」など
紫:「気品」、「誇り」
青:「永遠の幸福」
また、避けたほうがいい花言葉が入っている色は
黄:「嫉妬」、「軽蔑」、「愛情の揺らぎ」など
白:「愛の拒絶」そして、今でも亡くなった母へ贈る色というイメージもあるようです。
ただ、私も今回初めて知ったのですが、花言葉は国によっても変わるそうです。
送る相手の(国際結婚などの場合は)調べてからのほうがいいかもしれません。
フランスではカーネーションの花言葉は「恋の悲しみ」、「苦悩」だそうですよ。
母の日のトレンド
母の日と言えば、カーネーションを贈るのが定番ではありますが、
最近ではちょっと変わったプレゼントも流行っているそうです。
<おせち>
「母の日おせち」というものを楽天市場が人気店と共同開発し、話題になりました。たしかに、このプレゼントならお母さんにはゆっくり休んでもらうことができますね。楽天市場の売上ランキングの上位にランクインしていました。今から注文するのは難しいかもしれませんので、明日近くのお店でオードブルを頼んでみるのもいいかもしれませんね。
<フォトジェニックなブーケ>
このコーナーではよく出てくる言葉ですね、フォトジェニック。たくおさんはもう覚えましたか?フォトジェニックなブーケと言うのは少し例をご紹介しますと、棒がついたキャンディーやチョコレートなどお菓子を包装紙で包みブーケにしたもの、チョコレートでコーティングした苺をひとつひとつ棒に刺しまとめて可愛い包装紙でラッピングするフルーツを使ったブーケ(アメリカのパーティギフトの定番)などです。
そのほかにも温泉旅行、食事券のプレゼントなど、体験ギフトも流行っているみたいですよ。
日頃の疲れを癒してもらうために、マッサージやエステのプレゼントもいいかもしれませんね。
感謝の気持ちを伝えるのはもちろんですが、
貴方らしいプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。