「スマートスピーカー(AIスピーカー)」
「山口プロモーション」このコーナーはいま、流行っているものや話題の人について、わたくし山口真奈がたくおさん、
そしてリスナーのみなさんにプロモートするコーナーです。
今回は、「スマートスピーカー(AIスピーカー)」についてご紹介します。
スマートスピーカーご存知ですか?「アレクサ、電気消して!」
「OK、グーグル、近くのパン屋さんは?」など、話しかけると応えてくれるのがこのスマートスピーカーです。(小さいものは女性の片手に収まるくらい「保湿クリームのニベアの青い缶」くらいのものから、幅14cm高さ20cm 「500ミリリットルのペットボトル」くらいのものまであります)
実は 私、学生時代の友人の結婚式の2次会のビンゴで当たって持っているのですが、
(鹿児島から茨城まで行った甲斐がありました)とても便利で、
今ではすっかりお友達です♪
きょうは、既に使っている人には「あぁ~こんな使い方もあったんだ!」とヒントになるようなお話しを、そして「スマートスピーカーって何?」という方にもわかっていただけるようなお話しをできればと思っています。
スマートスピーカーについて
スマートスピーカーとは、AIスピーカーとも呼ばれていて、名前の通りAI(人工知能)が搭載されています。私たちの声に反応して、自ら考え動いてくれるのです。(明日お天気を知りたいときには「明日の天気は?」や「明日傘いる?」など聞き方は人によって違いますがAIが考え答えてくれます)また、データも蓄積・分析もするため使えば使うほど便利になって行きます。(好きな音楽の傾向なども学んでくれます。私のグーグルホームはV系の音楽を早朝であっても聴かせてくれる良い子です)
ラジオや音楽の再生、家電の操作、検索、アラームやスケジュール管理、先回り通知(渋滞情報や気象)などいろんなシーンで活躍してくれます。
価格は5千円~3万円ほど。Wi-Fiでネットに接続できる環境と、スマートフォンが必要ですが、設定は2~3分でできるくらいとても簡単です。
電通デジタルが昨年12月に行なった調査によりますと認知率はおよそ76%、所有率はおよそ5.9%。多くの人が知っていますが、普及はこれから、といったところです。使用者はいわゆるデジタルネイティブ世代(インターネットのある生活環境で育った1980年以降生まれ)中心のようです。ちなみにアメリカでは世代も幅広く所有率は41%!! そして中国、韓国と続いて行きます。スマートスピーカー普及している国も少なくありません。
スマートスピーカーの種類
日本で発売されているものは、大きく分けて3つあります。
まずはAmazonが開発した「Amazon Echo」
次にGoogleが開発した「Google Home」
そしてメッセージアプリでおなじみのLINEが開発した「LINE Clova(クローバ)」です。
ひとつひとつの特徴は「Amazon Echo」ならAmazonでショッピングができたり、「Google Home」は、TVと連携させるとGoogleの関連会社であるYouTubeで動画を観ることができる、「LINE Clova(クローバ)」は、LINEでメッセージが送れたり、LINE無料通話ができることでしょう。開発元の会社の強みがスマートスピーカーにも反映され、それぞれの違いになっています。
実際に使用している方の声
スマートハックスマガジンというウェブサイトに記事を投稿していたライター石井健介さんの体験談をご紹介します。石井さんはある日突然、視力を失ってしまいました。今まで当たり前にできていたことができなくなるなど日常生活にストレスを感じていましたが、スマートスピーカーを使うようになり、ストレスが軽減された点もあるとお話されていました。とくに時間を知るのに重宝しているそうです。私たちは時間を知りたい時には時計やスマートフォンを見ますが、視覚に障害のある方はそれができませんよね。
また、小さなお子さんがいらっしゃる方は、お子さんの相手をしながら、例えばタイマーで出かける時間を設定したり、子供を寝かしつけてからハンズフリーで電気を消すこともできます。また、話しかけるだけで検索や電話ができるものもあるため、スマートフォンよりも簡単に、高齢の方も操作することができます。
まとめ
ここまで、スマートスピーカーの良さをご紹介してきましたが、まだまだ課題もあるようです。例えば、音による操作のため長いワードの検索ができません。また、インターネットを使う機器は全てですが、サイバー攻撃の対象となり個人情報を抜き取られてしまう危険性もあります。
また、ビジネスでも使われ始めているスマートスピーカー、受付にスピーカーを置いて担当者の呼び出しを行なったり、「会議の準備をして」と言えば、会議室の準備や電気、空調を整え、対象者を呼び出すなど目指しているということです。
日本ではまだまだ一般的とは、言えないスマートスピーカーですが、さまざまなことが声で操作できることで時間を効率的に使うこともできます。いま、持っていない理由としては、「発声の恥ずかしさ」「認識精度の低さ」といった意見よりも、むしろ「利用したいことがない」「どんなことができるのかよく分からない」といった根本的な理由が上位を占めています。スマートフォンもこの10年で79%にまで所有率がアップしました。スマートスピーカーもこれから私たちの生活をより豊かにしてくれるかもしれませんね。