今週は、3校の生徒さんと一緒にお送りしたてゲてゲハイスクール!!
鹿児島県立鶴翔高等学校総合学科3年、たいせいこと、奥木大晴さん
鹿児島県立出水高等学校普通科2年、せいせいこと、溝上誠也さん
出水市立出水商業高等学校情報処理科3年、ひまこと、中里ひまわりさん
来週7月10日は第26回参議院議員通常選挙の投票日ですが、今週と来週は、高校生と選挙について、鹿児島の未来についてお話ししていきたいと思います。この3人にお越しいただいたのは、先月6月11日に高校生模擬選挙、「かごしまセレクション」、略して「かごセレ~届け未来ビジョン~」というイベントが行われ、その模擬選挙に立候補した3人です。
模擬選挙は、「高校生が県知事になったらどんなことを考えるのか」ということで、立候補者がマニュフェストを発表しました。
一つ目は、「もし県知事になったら自分ならこうする。という考えを自由に述べてください。」
二つ目は、「若者の投票率をあげるにはどうすればいいか?」
三つ目は、「自由な用途で使える広大な土地があります。あなたらどのように活用しますか?」
この3つのお題を考えました。
PR活動や投票方法は、立候補者は動画を作成して公式YouTubeやその他SNSで配信し、自身のPR活動を行いました。さらに、6/11に阿久根市民交流センターで、ステージで候補者の選挙に対する思いなどを発表。投票方法はWEB投票での期日前投票、そして6/11の当日、模擬投票を行いました。
気になる3人のマニフェストですが、まずは一つ目の「もし県知事になったら自分ならこうするという考えを自由に述べてください。」というお題。
たいせい君は、ウニ肥料の活用を掲げました。温暖化の影響でウニが増殖が問題に。先輩たちがウニ肥料を開発したので、殻を砕いて田んぼや畑で活用、磯焼けが全国でも課題となっているのでSDGsにも貢献!
せいせい君は、地域の交通網の整備を掲げました。各市町から鹿児島市への直通バスを設置予算は、バス購入がおよそ2500万円、運行維持に年間およそ700万円。費用負担は鹿児島県が6割、市や町が4割。出水からバスで市内に行くとなると、阿久根、薩摩川内で乗り換えが必要で不便!新幹線だと高すぎる!
ひまさんは、子育てをしながら働きやすい環境づくりを掲げました。地元と共存共栄出来る起業を誘致し、職場と保育園の距離を近づけ、その結果、若者のIターンに繋げるとのこと。
二つ目のマニフェストのお題、「若者の投票率をあげるにはどうすればいいか?」。
たいせい君は、学校での出前授業の増加。鹿児島県では出前授業が少ない!受けた人と受けていない人では投票率が変わるというデータがあるとのこと。
せいせい君は、選挙に行って投票した方には、何らかの特典を行うという案。
ひまさんは、個人情報を入力したらもらえるQRコードを提示しての投票という案を提案してくれました。
三つ目のお題、「自由な用途で使える広大な土地があります。あなたらどのように活用しますか?」。
たいせい君は、耕作放棄地の活用。農業に触れる若者を増やし、一次産業者の高齢化を改善する!
せいせい君は、公園隣接の商業施設の整備する!
ひまさんは、企業を誘致し、若者のIターン化を目指し、若者の注目を集めるためにアウトレットモールの開設!
3人ともすばらしいマニフェスト!!大人も勉強になりました~。
来週も、高校生模擬選挙に出馬した生徒さんが登場します!お楽しみに!!