#33 動き出す浮世絵展
MBC夏のイベント『イマーシブ体感!動き出す浮世絵展』が7/19から県歴史・美術センター黎明館で始まりました!
私も毎年楽しみにしている夏のイベント。
葛飾北斎や歌川広重など世界的な浮世絵師の作品300点以上が、最新のデジタル技術でデジタルアート作品としてダイナミックに躍動する期間限定のイマーシブ(没入型)展覧会です。
国内では名古屋に続いて鹿児島が2ヶ所目で、西日本では初開催!
海外のお客様が浮世絵デザインのシャツを着ている姿をよく拝見するので、浮世絵は海外の方にも人気なんだなあと常々実感しています。
今年の4〜6月にはイタリア・ミラノでも開催され、大変好評だったそうです。
早速私も体感してみたいと思います!
会場に入ると、門のようなデジタル展示が・・・!
浮世絵の世界へのゲートをくぐると・・・
真っ青な空間が広がっています!
浮世絵はモネやゴッホなど著名な西洋画家にも影響を与えたそうです。
世界を魅了する日本ならではの「藍色」の世界。
海外の方からも大変人気で、”ジャパンブルー”として世界から賞賛されています。
広大な海の中を泳いでいるかのような、まさに”没入”できる空間。
「水」を表現することは、浮世絵師たちの永遠のテーマであったそう。
江戸時代の作品と現代の最先端技術が融合されて、浮世絵師たちの思いをさらにダイナミックに表現しています。
音楽にもこだわり、エリア毎にイングランド民謡、インド音楽などを使い分けています。
日本の伝統美との意外なコラボレーション!ぜひ”音”にも注目してみてください!
次のエリアへのカーテンをめくるたびに「どんな世界が待っているんだろう」とワクワクします。
こちらは歌川広重作の【六十余州名所図会 大隅 さくらしま】をモチーフにした作品です。桜島、高隅山と錦江湾が描かれています。上下は同じ絵を映し出していますが、下の方は現代の技術でより鮮やかに表現しています。
動きや光のうつろいを是非会場で体感ください!
会場には映像だけでなく、初摺りされた原画のほか、原画を用いて復元された復刻画も展示されており、浮世絵師たちの高い技術に圧倒されます。
浮世絵の歴史や江戸の文化、浮世絵師についての解説もあるので、楽しく学ぶことができます。
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日本の美しい花々や美人画を展示している空間。
360度、足元まで美しい映像に囲まれ、まさに”没入”できます。
浮世絵の世界に自分が入っているような、この展覧会でしかできない体験です!
3D映像ではないのに立体感を感じ、思わず後退りしてしまうような迫力があります。
ずっと見ていても飽きない美しさ。見れば見るほど新しい発見があり、見惚れてしまいます。
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鹿児島ゆかりの作品も紹介されています。
歌川広重作「薩摩坊ノ浦双剣石」(南さつま市坊津)
お客様からは「地元の桜島を描いてくれて嬉しい。新しい発見があって勉強になりました。」「こんなに写真を撮るとは思ってなかった!満喫できました!」など嬉しいお声をいただきました。幅広い年齢層の方に楽しんでいただいているようでした。
なかには浴衣で撮影を楽しまれている方も!
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展示の中には遊びのコーナーもあり、輪投げや占い魚釣りなどがあります。
ちなみに私は「小吉」でした・・・
展示会場の次は、グッズ売り場へ!
「冨嶽三十六景」がデザインされたショットグラスは海外の方にも人気がありそうです!
スヌーピーとのコラボレーション商品もキュート!
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日本の伝統美と最先端の映像技術のコラボレーション。
小さなお子様からご年配の方まで夢中になれる”イマーシブ”体験をぜひ会場で!
浮世絵について楽しく学べるので、子どもさんの自由研究や課題にもおすすめです。
公式HPはこちらから!
『動き出す浮世絵展』は、9/1まで黎明館で開催中です。
(7/25、7/29、8/5、8/19、8/26は休館日です)
✈お読みいただきありがとうございました✈✈