鹿児島の「ラガール」・ラグビー女子たちが新たな扉を開く!
4月5日に埼玉県で行われる、7人制ラグビーの全国高校選抜女子大会を前にした合宿が、ラグビーどころ伊佐市大口のグラウンドで3月26・27日の2日間行われました。
鹿児島女子ラグビーチームは、明桜館・鹿児島工業・加治木・大口の4つの高校に所属する高校生ラガール12人が集まって結成されたチームで、鹿児島の高校女子チームとして初めて単独チームで全国に挑みます。
鹿児島の女子ラグビーの歴史は、2010年のチーム結成で本格的にスタート。中学生から40代の主婦までが所属し「普及」から始まりました。3年後の2013年には、明桜館高校に県内ではじめての女子ラグビー部が誕生し、高校選抜大会出場に向けて本格的に動きだしたのです。
これまでも、他県のチームと合同チームで出場したことはあったものの、県の単独チームとしては、初めての全国選抜大会出場となりました。
普段は異なる学校で練習をしているメンバーですが、積極的に声を掛け合いチームワークが高まってきているのを感じますし、実戦形式の練習で胸を貸した男子に話を聞くと「基本的なスキルの練習をしっかりしているのを感じる」と、大会に向けて順調なようです。
島澤ジュリー キャプテンは、「全国のレベルを体感しながらもっと改善点も見つけてさらに強くなって、全国に適うレベルに上がれたら。」と目標を話してくれました。
合宿場所となった伊佐市大口の方やラグビー経験者など、「支援の輪」も 大きくなってきているとのことで、その方たち、そして私たちに笑顔を届けてくれるような戦いに期待しましょう!