神村学園が4連覇で全国へ! 高校サッカー選手権県大会

冬の全国大会出場をかけた全国高校サッカー選手権大会県大会は、11月8日に南さつま市で決勝戦が行われ、今年の県代表校が決まりました。

決勝戦は、4連覇を狙う白のユニホーム神村学園と4年ぶりの優勝を狙う青のユニホーム鹿児島城西の対戦。主導権争いが続くなか、パスをつないて攻撃を組み立てた神村は前半29分、右サイドの芝からのクロスボールを中央左で福田が頭で折り返し、最後は3年生の小林がヘディングシュート。
最後の大会にかける3年生の「思い」と「つながり」が、神村の先制点を生みます。

(神村学園は3年生の小林が先制点を奪う)

一方の城西もコーナーキックなどから神村ゴールに迫るものの、粘り強い守備に阻まれ1対0と、神村リードのまま試合を折り返します。

後半、さらに攻撃を強めた城西に対し、神村は落ち着いた守備からチャンスを作ります。
後半11分には、左サイドの小林からのクロスに中央で1年生の福田が相手GKとの競り合いに勝ち、ヘディングで2点目。このあと、城西の反撃を抑えた神村村学園が2対0で勝利し、4年連続8回目の全国大会出場権を手にしました。

試合後、神村学園3年の永吉飛翔キャプテンは「コロナ禍でインターハイが無くなって選手権しかない中で必ず優勝するというのをチームの中で決めていて、試合中も全員で楽しくサッカーができて良かった。日頃の練習から互いに意識を高めて日本一を目指して頑張っていきたい。」と全国大会への思いも語りました。

全国高校サッカー選手権は、12月31日に首都圏で開幕します。

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