パリオリンピック フェンシング女子サーブル団体 鹿児島南出身 尾﨑世梨銅メダル獲得

フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した(左から)福島史帆実、高嶋理紗、尾崎世梨、江村美咲=パリ(共同)

日本時間の4日未明、パリオリンピック™のフェンシング女子サーブル団体戦が行われ、鹿児島南高校出身の尾﨑世梨が銅メダルを獲得しました。
3位決定戦の相手は開催国で世界ランキング一位のフランス。3人の選手が3試合ずつ戦い、計9試合で争うフェンシングの団体戦。
尾﨑選手は、フランスに10対7とリードされた第3試合に出場し、3連続ポイントをあげるなどして、
この試合でフランスを15対13と逆転します。
さらに2点リードされて迎えた第6試合では、29対30と1点差までつめて、第7試合につなげます。
そして、最後の出場となった第8試合では、フランスのエース、アピティブリュネに一歩もひかず、40-37とリードを守り、アンカーの選手へつなぎました。
控え選手ながら、準決勝の第7試合でオリンピック初出場を果たした尾崎選手は、3位決定戦でも活躍し、女子サーブル団体で初のメダル獲得に貢献しました。

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